ニューデリーの早朝、通勤客で賑わうバスターミナル近くの歩道でかわいらしい少女が新聞を売っていました。お店は完全な露店で、20種類ほどの新聞や雑誌は直接地面に並べられています。これじゃあ新宿あたりの再生(?)雑誌売りの方が、台の上に並べているだけ立派です。
さて、新聞という文字中心の商材を扱っている少女ですが、はたしてこの少女はその文字を読むことができるのでしょうか。
少し前の国勢調査の数値では、インドの識字率は約65%ということです。
この数値は国の平均値ですので、年齢や性別、そして地域などによっても違ってくるかと思いますが、この少女もこの仕事が朝だけの手伝いで、昼間はちゃんと学校に通っていられるのならいいなあと思うのでした。
でももしかしたら商売を通して自然と文字を覚え、難しい政治や経済、さらには国際問題などにも精通しているという可能性もありますよねえ。
私もなるべくテレビ欄とスポーツ欄以外の記事も読むようにしなきゃなあ・・・
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