休憩して喉の渇きも潤い、また怒りも収まりましたので、いよいよこれからこのメヘランガル城塞本丸の観光と参りましょう。
私が思いますに、このメヘランガル城塞の見どころは大きく分けて三つあります。
まずは「城塞」そのもので、つまりはその建築デザイン、外観装飾の美しさです。
次に場内に展示してある「宝物」、これはかつてマハラジャが使用していた贅沢な品々です。
そして最後は城塞からの「眺望」となり、丘の上にそそり立つ城塞ならではの開放的な眺めと、その眼下に広がるブルーの街並となります。
ということで今回は、メヘランガル城塞の見どころその1、城塞外部に施された精緻な彫刻と美しい出窓を、私の解説なしでご覧頂きましょう。まあ解説しろと言われてもできないんですけどね。
では、どうぞ。 これ↑は出窓でまどろむおっさんの写真なのですが、ラジャスタン風のターバンなんか巻いちゃって、どう見てもこの城塞のスタッフだと思うのですね。でもってこれは、もしかしたら観光客が喜ぶようにとの「往時の王宮風景」とかいう絵柄を演出しているのかもしれないのです。なのであまりうかつに「あー、いい絵が撮れた」とか思ってはいけないと思うのです。まあ余計なお世話なんですけんどもね。
でもどうせ演出してくれるんなら、こんなおっさんじゃなくてマハラニ(王女)か女官にしてもらいたいと思う次第なのであります。
次回は宝物編です。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]