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インド:寄らば大樹の陰・巨木バニヤン

         
  • 公開日:2008年9月5日
  • 最終更新日:2022年7月5日

これはインドを代表する・・・というより、インドそのものを表しているような木、バニヤンです。
日本ではガジュマルと呼ばれ沖縄などではごく普通に生えている木ですので、そちら方面にお住まいの方からすれば「これはぜんぜんインドの話題じゃないさぁー」とお叱りを受けるかもしれませんが、そこんところはまあ軽く流してやっておくんなせえ。

バニヤンの特徴はなんと言っても横に張り出した枝から垂れ下がる「気根」です。そしてその気根は地面に到達するとそこに根を張り、やがて立派な幹に成長するのです。元は枝から生まれた細いツルだったのに、気がつけば逆に枝を支える存在となっているというわけです。いやあなんとも感心するではありませんか。まるで子どもが成長して親孝行をしているような感じです。そしてそれは大家族主義で助け合って生きて来たインド人の姿そのもののようじゃあありませんか、ねっ。

上の写真はチェンナイの神智協会の敷地に生える「世界最大」とも言われるバニヤンの巨木です。(この写真には全部が納まっているわけではありません)

こうした巨木をじっと眺めていると、ちっぽけなことで悩んだり自己嫌悪したりする自分がばからしくなります。今こうして改めて写真を見ているだけでそんな気持ちになります。

よ~し!私も去年沖縄で買ったガジュマルを、帰宅後そのままほっぽらかしてダメにしてしまったことなど忘れて、明るく強く生きるぞお!

ありがとう!バニヤン! ごめんよ!ガジュマル!

インドの南京錠