ちょっとわかりづらいかもしれないが、これは散乱したゴミである。
ゴミの大半はペットボトルやビニールといった、ちょっとやそっとじゃ姿を消さないものである。
この写真はバスから撮ったものなのだが、沿道の至る所でこうしたゴミを見かける。そしてそれは線路際でも同じで、とにかく人の通るところにはこうしたゴミが捨てられている。
おそらくこれは容器に葉っぱなどの自然のものを利用していた頃の名残で、使い終わったらその辺に捨てればいいという習慣が未だ抜けないのだと思う。実際うら若き女性が何の躊躇もなく、空になったペットボトルを車窓から投げ捨てる光景を目の当たりにすることもある。
インドの大地は大きいけれど人もまた多く、自然に返らないゴミは増える一方だ。 インド政府も啓蒙に乗り出してはいるのだろうが、一刻も早くこうした行為を止めさせ、そしてすべてのゴミが回収されることを切に願うのである。
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