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2010年インドの旅・実録編:第118回 ライプール

         
  • 公開日:2013年3月19日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年5月12日(水) ライプール 晴 40℃くらい

昨夜は9時に寝る体勢に入り、落語を聞きながら寝入ったが、どこか神経が過敏になっている様ですぐに意識が戻ってしまう。
やはりバスの長旅に不安があるからだろう。

1時半頃、部屋の電気を点けて本を読み出す。こういう時は一人部屋はありがたい。
3時頃までそうしていて、また落語を聞きながら寝る。

ゆっくり寝ようと思ったのに6時に目が覚めてしまい、ちょっとガッカリする。
シャワーに入りアゴのヒゲを整える。

8時になったのでフロントへ行き朝食のことを聞くが、部屋代には含まれていないとのことなので外へ行く。
チャイ(Rs.3)を飲み、バナナ4本(Rs.10)を買って帰り朝食とする。今日はもう何も食べないつもり。

午後1時のチェックアウトギリギリまでウダウダする。

荷物をフロントに預けて駅まで歩いて行って見る。
約30分で到着。

体重計を見つけて計量。66kgだった。

ホームのベンチ(石造り)に座って時間をつぶそうとしたが、暑くてとても長くは居られない。
しかしその間、列車に連結の荷物車の扉を封印するところを観察できた。赤帽の頭みたいな人が蝋でシーリングしていた。
また貨物列車の車両も数え(約60両)たりする。

駅にあまり長居をすると警官に怪しまれそうだったので、2時過ぎ駅を後にし、来る時とは別の道を通って街を見ながらバススタンドを目指す。

ところがこれが間違いで、見当を誤り迷子状態になってしまう。
しかもこの街(のその辺り)では空で流しているリキシャがいない。時間はどんどん過ぎ、すでに3時25分になってしまった。

困っていると自転車の少年が通りかかり、バススタンドへの道を教えてくれた。
さらに少年はサイクルリキシャをつかまえ、指示してくれた。
しかも少年はリキシャと並走してバススタンドまで来てくれた。
お礼にRs.10あげようとすると断られた。
とにかく少年のお蔭で助かった。

【以下の解説は2013年3月19日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年5月12日(水) ライプール 晴 40℃くらい

昨夜は9時に寝る体勢に入り、落語を聞きながら寝入ったが、どこか神経が過敏になっている様ですぐに意識が戻ってしまう。 やはりバスの長旅に不安があるからだろう。

不安だらけである。なにしろチェンナイからヴィシャカパトナムへの移動で乗ったボルボのバスでさえ、ほとんど寝られなかったのである。しかも下痢で二回もトイレに駆け込む始末。それにあの路線はきちんと整備された道路だけを走って約15時間だったが、今回は山道を抜けての20時間なのである。さらに今回はエアコンも付いていないようなバス(つまりランクが低いということ)なのである。もっとも料金はボルボの半分以下であるが。

1時半頃、部屋の電気を点けて本を読み出す。こういう時は一人部屋はありがたい。 3時頃までそうしていて、また落語を聞きながら寝る。

とにかく寝られないなら起きていればいい。そうすればバスで寝られるかもしれない。

ゆっくり寝ようと思ったのに6時に目が覚めてしまい、ちょっとガッカリする。 シャワーに入りアゴのヒゲを整える。

結局ちゃんとした睡眠は3時間ほどしか取れなかった。でもこれならバスで寝られるだろう。

8時になったのでフロントへ行き朝食のことを聞くが、部屋代には含まれていないとのことなので外へ行く。 チャイ(Rs.3)を飲み、バナナ4本(Rs.10)を買って帰り朝食とする。今日はもう何も食べないつもり。

ビジネスホテルのような宿なので、朝食くらい付いているだろうと思っていたら付いていなかった。 長い移動の前にはあまり固形物を食べないようにしているので、この朝バナナを最後にしばしの断食に入る。
インド、ライプールの街

午後1時のチェックアウトギリギリまでウダウダする。

このホテルは24時間制のチェックイン/アウトなので、昨日チェックインしたのと同じ午後1時まで居られる。外はかなり気温が高くなっているので、なるべく体を休めておくのである。

荷物をフロントに預けて駅まで歩いて行って見る。 約30分で到着。

なのにチェックアウト後にやることもなく、また見るべきものもなさそうなので駅まで歩いた。
インド、ライプール駅

体重計を見つけて計量。66kgだった。

駅に行った理由の一つが体重計探しである。まずは体重計を発見し、目的が一つ達成できた。あとは残りの時間をどう潰すかである。
インド、ライプール駅の体重計

ホームのベンチ(石造り)に座って時間をつぶそうとしたが、暑くてとても長くは居られない。 しかしその間、列車に連結の荷物車の扉を封印するところを観察できた。赤帽の頭みたいな人が蝋でシーリングしていた。 また貨物列車の車両も数え(約60両)たりする。

ホームを覆う天井が半透明のドーム屋根なのでむわっと暑い。ホームに備え付けの石のベンチも熱を持っていて、座ると尻から汗が出る。 それでもそこで何本かの列車の発着を見送った。

駅にあまり長居をすると警官に怪しまれそうだったので、2時過ぎ駅を後にし、来る時とは別の道を通って街を見ながらバススタンドを目指す。

駅は警戒重点ポイントなので警察官が常に目を光らせている。それでなくとも目につく外国人なので、なにかの拍子に職務質問を受け、切符も持っていないのに駅に居ることを変に思われたら面倒なので早めに立ち去ることにした。
インド、ライプールの街

ところがこれが間違いで、見当を誤り迷子状態になってしまう。 しかもこの街(のその辺り)では空で流しているリキシャがいない。時間はどんどん過ぎ、すでに3時25分になってしまった。

なにしろライプールの地図など持っていないので、感だけが頼りである。万が一道に迷ったらオートリキシャに乗ればいいと軽く考えていたら、来るリキシャ来るリキシャみんな人が目いっぱい乗り込んだ状態のものばかりで、乗るどころか止まってももらえない。

困っていると自転車の少年が通りかかり、バススタンドへの道を教えてくれた。 さらに少年はサイクルリキシャをつかまえ、指示してくれた。 しかも少年はリキシャと並走してバススタンドまで来てくれた。 お礼にRs.10あげようとすると断られた。 とにかく少年のお蔭で助かった。

実に素晴しい少年だった。彼のお蔭でバスの時間に遅れることなく到着できただけでなく、ただ埃っぽく騒がしいだけの印象しかなかったライプールに良き思い出ができた。
インド、ライプールの親切な少年

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