カリニ・ヴァワン・パレス・ホテルの玄関は、アール・デコ様式の建物を車でぐるっと回り込んだ裏手にありました。
数段の外階段を上りバルコニー様の通路を歩いて行くと玄関があり、その玄関から一歩建物の中に入りましたら、あ~ら、ちょっと外観から受けたイメージとは違うじゃないのよお!
建物の内部は重厚な装飾と高価な家具で飾られ、外観のアール・デコ様式の少々「軽い」感じはほとんどありません。壁には絵画やマハラジャの肖像画などもたくさん掛けられています。なんだか額縁だけでも相当高そうな感じです。
そんな雰囲気に少々圧倒されながらも、レセプションスで歓迎の花輪を掛けてもらい、椅子に腰掛けウェルカムドリンクなどを頂いておりますと、ホテルのマネージャーじきじきのお出ましです。見れば手にはなにやらパンフレットのようなものを持っています。きっとこれからこのホテルの説明や、ビカネール市内の見所なんてものを説明してくれるのでしょう。ところが、
マネージャーの口から出た言葉はとても意外な、いえ、それどころか耳を疑う話だったのであります。
*すべて2007年3月時点の情報です。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]