前回のシーフードランチで供されたウニがこれです。 どれも大人の手のひらくらいの大きさがあるのですが、日本でよく見かけるムラサキウニなどに比べトゲは太くて長いようで、トゲを除いた本体はそんなに大きくありませんでした。
そんなウニは大きな石の上に置かれ、やはり石でその殻を叩き割られ、そしてそこら辺に落ちていた木の枝でほじくり出されるのです。まるで石器時代のようです。(その光景はこちらでご紹介しております)
で、めでたく食卓に上ったのがこいつです。なんだか全体的に形が崩れ、変な黒い付着物と殻のかけらが混じり込み、日本のウニ漁師のおかみさんたちが見たら、「あんたそんなんで市場に出せると思うかね!」と怒られること間違いないでしょう。
それでまたそのぐちゃぐちゃのウニにレモンをむぎゅっと絞ってしまうものですから、味はもうすっぱいということしかわかりませんでした。
でも後から考えると、よくまあ腹痛も起こさず変な寄生虫にも侵されずに済んだなあと、そのことの方が先に立ってもう今さら味なんかどうでもいいやと思うのであります。
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