ここはインドが誇る世界遺産タージ・マハルです。
インドで最も暑い(熱い)季節である6月の太陽は容赦なく地上に降り注ぎ、タージマハルの白い大理石の反射とあいまって、気温は45度を軽く超え、50度に達しようとしておりました。そんな厳しい季節でも、タージ・マハルには連日たくさんの観光客が訪れております。
もちろんタージ・マハルを訪れる観光客で一番多いのはインド人なわけで、インド亜大陸津津浦浦から、わいのわいのと言いながらやって来るわけでありますが、インド人はみんな暑さに強いので、そんな酷暑期の炎天下の観光でもへっちゃらだろうと思ったらおー間違いなのです。
インド人も人の子、暑い時は暑いのです。
ほら、こうしてタージ・マハル本殿(?)入口のアーチの下では、たくさんのインド人観光客が座り込んで休んでいます。しかも床は総大理石ですので、ひんやりとして気持ちがいいのです。
とまあかく言うわたくしめもすでにインド人にまぎれて床に座り込んでいるわけでありまして、世界有数の世界遺産でだらしなく涼むというのは、考えてみたらすごい贅沢なことだなあと思ったりしたのであります。
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