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2008年5月9日:パインズクラブ通信 第307号

         
  • 公開日:2022年8月15日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

ゴールデンウィークも終わりました。

みなさま、連休中は何をされていたでしょうか。

私はと言いますと、ほとんどずーと家におりました。

で、何をしていたかと申しますと、まあ普段なかなか出来ないことをあれこれとしていたわけですよ、片付けとかね。
でもせっかくの連休ざぁーますから、やはりそこは「娯楽」の要素が欲しいわけですよ。
そこでここはお手軽な娯楽、テレビ鑑賞ということになり、じゃあいっちょビデオかDVDでもぶっ続けで見っか、となるのですが、さてみなさん、こういう時間がたくさんある時にしか見られない連作物というと、何を思い出されるでしょうか?
おそらく最近ですと、外国(アメリカですか?)のテレビドラマのシリーズなどが挙げられると思うのですが、私の場合まず一番に頭に浮かぶのは「猿の惑星」シリーズ5部作なのです。

「猿の惑星」は1968年に映画化された作品で、その名の通り猿が支配する世界のお話しなのですが、その奇想天外なストーリーに加え、猿の特殊メイクが話題になったものです。
しかし映画の公開当時私はまだ小学生で、残念ながら映画館で見ることはできず、初めてその全貌を見ることができたのは、中学生になってからのテレビ放映ででした。

ああ、あれは忘れもしない、私が中学1年か2年のクリスマス・イヴまたはその前日かそのまた前日くらい?・・・って、ぜんぜん覚えてないじゃん。

まあとにかくあの「猿の惑星」がテレビで見られるっていうんで、ものすごく嬉しかったわけですよ。
いつもなら目障りにしか思えない映画の前の「解説」も、その晩は解説者がハリウッドの特殊メイク技術で猿になるという趣向でさらに無駄な時間を要したというのに、そんなすべてが許せてしまえるほど心が豊かになっていたのであります。それほど「猿の惑星」は私にとってすごい作品なのです。

さらに時が流れ私が大学生だったある日、雑誌に掲載された広告でレーザーディスクなるものの発売を知りました。
みればピカピカ光るLPレコードみたいなものを専用のプレーヤーにかけると、なんとテレビ画面に映像が再生されるというではありませんか。
さらにレーザーディスクのソフトとして、メーカー側が用意したラインナップの中に、あの!あの!猿の惑星シリーズがしっかり収まっているではありませんか!偉いぞ!パイオニア!

とは言え、確かプレーヤーは30万円くらいもして、映像ソフトも1万円近くするという価格では、学生の身分で手が出る代物ではなく、自宅で「猿の惑星」5部作連続見というのは、さらに何十年か待たなければならないのでありました。

で、話は現代に戻るわけですが、各メーカー技術陣が日夜努力を重ねたお陰で、今ではそれほど莫大な投資をしなくても、ご家庭で気軽に、おじいちゃんから小さなお子様まで簡単に「猿の惑星」5部作が見られるようになったというわけです。めでたしめでたし。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

それではこの連休に私が待望の「猿の惑星」5部作連続見をしたかというと、実はその前にちょこちょこと一部ずつ見てしまっていたのであります。

いえね、ちょっと前にNHKの衛星放送で「猿の惑星」5部作が放映されてたものですから、そいつを録画しておいたのです。
あー、しかしまあこの録画の技術ってのもえらく進歩したものですね。
なんたってあーた、最初の家庭用ビデオデッキなんて30万円くらいもしたのです。それでもテレビ番組を録画できるなんて、本当に夢のようだったのです。ビクター、偉い!

ええ、もちらん当時の我が家にはビデオデッキなんざあありませんから、残しておきたいテレビ番組はテープレコーダーで音だけ録音したものです。みなさんも同じですよね?
私はいまだに「刑事コロンボ」を録音したカセットテープを持っていますが、考えてみたら録音したのは吹き替えの声ですので、ぜんぜんコロンボじゃあないんですね。はっはっはっ・・・なんかむなしい・・・

えーと、

だからコロンボじゃなくて、猿の惑星なんですよ。

とにかく私は4月中にちょこちょこと「猿の惑星」を見て行ったのですが、その4作目「猿の惑星・征服」の時代と言うのが1990年代なのです。つまりほぼ今の私たちの生きてる「現代」なわけですね。
もちろん映画が作られた1972年当時が描く「未来」と実際の1990年代とはぜんぜん違うわけですが、まあそこはフィクションであり「お話し」なわけですから「違うじゃねーかよお!」とか、強く追求するところではないのです。
ただちょっと面白かったのが、映画の中で登場する最新機器(たぶんコンピューター)のモニター画面が、角の丸くなっている懐かしいものだったことと、女性の社会進出があまり進んでいないことでした。
特に女性の社会進出に関しては、ウーマン・リブ運動の盛んだった当時のアメリカでも予想できなかったのかなあと、少々不思議に思った次第であります。

とまあ、今回はゴールデン・ウィークの過ごし方とはぜんぜん関係ない、単に「私の好きな映画」の話になってしまったわけですが、「猿の惑星」一作目に主演したチャールトン・へストン氏が去る4月5日に逝去された際、その訃報を知らせる新聞記事に添えられた「主な出演作品」に「猿の惑星」がなかったことが残念で、こうして自分のメルマガに書いてしまったのであります。

テーラーことチャールトン・へストン氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

【主な出演映画】猿の惑星(1968年)、続・猿の惑星(1970年)


さてさて、私の仕事場を夏の日差しから守ろうとするキュウリの生育状況はと言いますと、4本の苗はどれもすくすく育ち、現在30cmほどにまで大きくなっています。
そして早くも黄色い花を咲かせ、花の下の茎が少し丸みを帯び、小さなイボイボなども見られるようになり、おお、キュウリじゃん!という状態になって来ております。

さらに昨年台風で倒壊したアサガオの置き土産と思われるものが3本ほど発芽し双葉となってがんばっておりますので、近いうちにこいつはキュウリとは離して植え直したいと思っております。

そんなキュウリ&サバイバルアサガオの成長記は今後も続くのである。

それでは今週はこの辺で失礼致します。

来週まで、ごきげんよう!

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