ここはムンバイ一の高級ホテル、タージ・マハルホテルです。
その優美な姿は人々を魅了し、カモメやハトも惹きつけられ、ついでにいろんな乗り物も集まって来るのです。
というわけで、天下のタージ・マハルホテルの前で見かけた乗り物をいくつかご紹介致します。
まずはこれ、馬車です。きれいに飾られたこの馬車は、タージ・マハルホテルに宿泊しているお金持ちや、それほどでもないけどちょっと無理して泊まっちゃった!みたいな夢見心地の旅行者を乗せて、ホテル前の海沿いの道をかっぽかっぽと走るのです。
もっとも私は「それほどでもない」レベルからずっと下がった位置にある者なのでこういうのには縁がなく、実際にどういう人が乗るのか、それがいくらなのかなどはまったくわからないのです。
日本の観光地ではたまに人力車を見かけることがありますが、あれは乗っている人までが「観光の対象物」とみなされるような気がして私はちょっと恥ずかしくて乗れないのですが、この馬車もそんな感じがします。
でも私も何かの間違いでタージ・マハルホテル(特に旧館)に泊まるようなことがありましたら、何かの間違いついでにこの馬車にも乗ってみたいと思わなくもなくもないのであります。
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