南インド随一の美しさといわれるコヴァラム・ビーチ。
そんなビーチを歩いていると、インド人のおっさんにだみ声で「どうだ、海を見ながらシーフードランチしないか?」と声をかけられました。
こちらもおっさんですのでまさかナンパでもないでしょうが、シーズンオフで人影もまばらなため他にいいカモもいないこともあり、おっさんはしつこく付きまとって来るのです。
さらにおっさんはだみ声で「ウニとかエビとかフルーツとかいろいろあるぞ」などと魅惑的なことを言うものですから、ついついその気になって了承しましたところ、どこからともなく仲間のおっさんが3、4人あらわれて、何もなかった椰子の木陰にテーブルがセッティングされたのであります。
この写真がそのシーフードランチの現場なのですが、ご覧の通りロケーションはなかなかのものです。ただしテーブルに載ってるのが、ぐちゃぐちゃな上に殻のカケラの混じるウニ、入手できなかったエビの代わりの焼き魚、そして「フルーツ」としてのバナナといったラインナップなのです・・・どうよ?これ?
でもってこれらをビールじゃなくてミネラルウォーターを飲みながら食べるんですから、なんだかなあのランチだったのであります。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]