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本日のお宿:ラーメシュワラム

         
  • 公開日:2010年12月6日
  • 最終更新日:2022年6月3日

マドライからのバスが到着するバスターミナルは、ラーメシュワラムの町外れ(約2km)にあるため、中心部まではさらにバスを乗り継がなければなりません。周囲の人たちの「あのバスに乗れ」という大合唱に導かれ、すぐ目の前に停まっていたバスに飛び乗ると、バスはすぐに出発し、なんだかよくわからないうちに終点に到着しました。実にあっという間でした。

ラーメシュワラムはヒンドゥー教徒にとって重要な聖地のひとつなのですが、その中心となるのはこの白いゴープラム(塔門)のあるラーマナータスワーミー寺院で、バスもこの寺院の前に着きます。さて、まずは宿探しです。

町自体はとても小さなラーメシュワラムですが、さすがはインド有数の巡礼地だけあって、小さなホテルがたくさんあります。
まずは外観で判断してフロントに行くと、なんと一泊1500ルピー(約3000円)もするとのこと・・・
まあホテルはまだたくさんあるのだからと更に歩き、ちょっと良さそうな宿に飛びこんでみたら今度は満室とのこと・・・

時刻は午後2時を回ったところの日盛りで、しかも重い荷物を背負ったままの状態で30分程うろつき回ると、もうシャツは汗でぐっしょりと濡れ、体はクタクタになってしまいました。

で、そんな時目に飛び込んで来たのが、このブルーとイエローの色鮮やかなホテルでした。その名も「アイランド・スター(ISLAND STAR)」、青い海に浮かぶラーメシュワラム島にぴったりのネーミングじゃあありませんか。
もうその名を聞いただけで、ここでの快適な滞在が約束されたようでワクワクして来ます。

フロントは一階の奥まった実に薄暗いところにありました。巡礼者は多いものの外国人はあまり来ないのか、フロントのおっさんの英語はものすごく聞きとりづらく、しかも態度がかなり横柄(に見え)でしたが、エアコン付で700ルピー(約1400円)という料金につられて泊まることにしました。

これがその部屋なのですが、内部はかなり陰気で薄暗く、ベッドだけが無駄にたくさんあります。(ダブルとシングルが各一台ですが、がんばれば7人家族が泊まれるかもしれません)もちろん泊まるにあたっては部屋を確認して決めたわけですが、いざ入ってみると気が滅入りそうな部屋でした。
まあ古さや暗さは仕方ないとしても、掃除の行き届かなさには閉口しました。
特にバスルームのいつも細く開けられたままの窓の外には、ゴミ(あまり思い出したくもないのですが、通常トイレの脇の小箱に捨てられるようなものなど)が散乱していて、それはもう手抜きどころか悪意さえ感じるほどでした。

私もインドでいろいろな宿に泊まりましたが、これほど「早く出たい」と思ったところはそうそうありません。それでも廊下に出てみると、おそらくは一世一代の家族旅行で来たであろう人たちが嬉しそうな表情を浮かべていたり、はしゃいで廊下を走り回っていた子どもたちが外国人(私ですね)の姿を見て目を丸くして動きを止めてしまったりと、よくあるインドの観光地(巡礼地)の光景が展開されていて、それだけがちょっとホッとするところだったのであります。

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インドの南京錠