屋上のきれいな列柱の回廊の上は、そのまま細長いテラスになっていて、そこにも上ることができます。
そこで脇の狭い階段から上がってみますと・・・どうです!
この眺望!
ここまで上がって参りますと、もはや頭上に遮るものはなにもなく、ただブルー・スカイ・ブルーが広がっているだけです。
そして眼下には、砂漠に咲いた大輪の花とも言うべきビカネールの街が、はるかずぅーと向こうの、もう霞んで見えなくなるくらいのところまで広がっているのです。
きっとマハラジャはこの光景を見て、「うむ、我が領地は本日も晴天なり。あー、あー、聞こえますか、聞こえますか」などと言っていたのじゃないかと思います。
さて、その後もこのジューナーガール城塞のあちこちを熱心にくまなく穴の開くほど見学し・・・
いや、だからホントにいろいろ見たのですが、写真と記憶が無くて・・・
それでまあ途中は割愛ということで・・・ええ、そんなわけです。
この全体が宝物殿のようなジューナーガール城塞の圧巻は、宮殿をぐるっと巡った最後にたどり着いた大ホールでした。城内ツアーは、おそらくこの部屋のすごさを思い知らせるために、ここの見学の順番をわざと最後の方にして、狭い部屋や廊下(この部屋と比べたらという意味です)に目が慣れた後に、「ばぁ~ん!どうだ!参ったか!」とばかりに見せびらかすように仕組んであるのだと思います。
実際私はまんまと、「うわっ、でけえ・・・」(本当に驚いた時には「!」は付かないものです)と思ったのでありました。
という訳で、これでジューナーガール城塞の見学はすべて終了致しました。
次はまた別の場所へ移動致します。
*すべて2007年3月時点の情報です。
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