日本の神社にある手水舎(ちょうずや・あの入口付近にある手を洗う所ですね)には、口から水を出す龍型の蛇口(?)があったりします。また温泉では、ライオンの口からざぶざぶお湯が出てたりなんかします。
で、インドといえばやはり象ですね、ゾウ。
これはラジャスタンのとある宮殿ホテルで見かけたものですが、象の形をした雨どいです。まあ筒状になっていませんので、正確には「雨どい」とは言わないのかもしれませんが、とにかく屋根(もしくは陸屋根)に降った雨水がこのゾウの口からどばぁーっと出て来る仕組みのようです。
「ようです」というのは、幸か不幸か私が行った時は空がぴか~んと晴れ渡っておりましたので、実際にそのゾウの口から勢いよく雨水がほとばしり出るという光景が見られなかったからです。
しかしもともと雨のあまり降らないラジャスタンのことですから、降ったとしてもたいした雨量にはならず、このゾウの口から雨水が出る光景もあまり勇ましいものにはならず、なんだかゾウがヨダレを垂らしてるように見えてしまうのではないかと、勝手に推察なんかしてしまうのであります。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]