道端で黙々と愛車の修理をするリキシャマン。
実はこれ、私が乗っていたオートリキシャなのです。バスターミナルへ向かおうと拾ったオートリキシャだったのですが、そもそも最初に気づくべきでした。
なにしろ道の向こう側に停まっていたこのオートリキシャのおやじに「こっちへ来い」と言ったにもかかわらず、どうにもエンジンをかけるのに手こずっていたので、仕方なくこちらが重い荷物を背負って道を渡って行って乗ったのです。
それでもなんとかエンジンもかかり走り出したまではよかったのですが、ものの10mほどで止まってしまったのです。
あ~ぁ、よく見りゃテールランプなんか両方ともなくなっちゃってるよ・・・
おい、まだかかりそうなのか?
早くしてくれよな。
と、そんなリキシャマンの背中を見てみれば、シャレたロゴの「Puducherry(「ポンディチェリー」のことです)」の下に、「Give me a break (勘弁してくれ)」の文字が・・・私はさっさと後部座席から荷物を下し、近くにいた別のオートリキシャに乗り換えてバスターミナルを目指すことにしたのでありました。事前にそんな言葉を用意するより、普段から愛車の整備を周到にやっとけよな!
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