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2010年3月19日:デリー / ニッザームディン駅

         
  • 公開日:2022年7月26日
  • 最終更新日:2022年7月28日

インドでは駅やバススタンドなど、人の大勢集まる場所には必ずと言っていいほどコイン式の有料体重計が設置されている。

そこで2010年にインドをぐるっと回るに際し、各地の体重計に乗っかってみようじゃないか、そして自分の体重の変化を記録してみようじゃないかと思い立ち、実行に移してみた。

まずはデリーの主要駅のひとつであるニッザームディン駅の体重計からスタートする。(実際にはこれ以前にも体重測定をしたが、それはまたということで)

さて、そのニッザームディン駅の体重計であるが、こうした体重計の特徴ともいえる電飾がきらめいているばかりでなく、裸電球まで灯され、薄暗い駅の構内でその存在感を存分に示している。
そしてそのボディーには、老朽化を隠すためかボリウッド(インド映画)スターのポスターが貼られ、なかなかおしゃれなのだ。ちなみに上の女性はカリーナ・カプール、下の男性はシャー・ルク・カーンという人気俳優である。それではさっそく乗ってみることにしよう。

所定の計測台に乗り、赤と白で塗り分けられた回転盤がちゃんと停止するのを確認してから1ルピーコインを投入する。するとおもむろに機械が動き出し、昔の鉄道切符(硬券)のようなカードに体重が刻印され、下の取りだし口に投下される。で、出て来たのがこのカードである。69.5kgとある。 私は今回一貫して貴重品の入った約3kgのかばんを持ったまま体重計に乗ることにしたので、その分を引くと66.5kgということになる。日本を出る時には70kgほどあったので、インドに来てすでに3週間が経過したとはいえ、もう3kgも減ってしまったのか・・・はたしてこの先どれくらい減るのであろうか。

さて、こうした体重計のカードには、体重の数値以外にもいろいろなものが書かれてる。 このカードでは体重の下に性格診断的なものが書かれ、裏面にはなぜか映画俳優の顔が印刷されている。 子どもの頃に持っていたメンコにもいろいろな記号(トランプやサイコロ、じゃんけんなど)が印刷されていたが、結局それらをどう使うのか分からないまま大人になってしまった。そして今、インドの体重計カードに似たようなものを見つけ、今度は大人の頭でその使い道を考えてみるのだが・・・

う~ん、性格診断はそのまま楽しめばいいと思うのだが、映画俳優の顔写真はなあ・・・やっぱりひとつの運勢判断みたいに使うのかなあ・・・

そうするとこのカードの「Abhay Deol」という人の場合、申し訳ないけど私はまったく知らないので、あまりいい旅立ちとは言えないのかもなあ・・・やだなあ・・・やっぱシャー・ルク・カーンが出て欲しかったなあ・・・

木彫りのガネーシャ