マハトマ・ガンディーはインド建国の父と崇められ、その銅像は至る所に建てられている。
ここゴアは長くポルトガルの植民地であったため、今でもその影響が色濃く残り、キリスト教徒が多い土地である。
またかつての中心地オールド・ゴアには古い教会が数多く残り、インドの中にあって一種独特な雰囲気を醸し出している。
このガンディー像はそんなオールド・ゴアの通り沿いにあった。ガンディーは腰布をまとい、愛用の懐中時計を腰に下げ、サンダル履きで長い杖をついて歩くというお定まりのポーズである。
しかしガンディーに寄り添う子ども(性別不明)の表情とポーズを見ると、なんとなくキリスト教のそれっぽく見える。
もしかしたらオールド・ゴアは世界遺産の街なので、日本の「古都保存法」みたいなものがあって、さすがのガンディー像も周りの景観に合わせてこんな風に作る必要があったのかもしれない。
とにかくまあ、郷に入っては郷に従う・・・いや、ゴアに入ってはゴアに従うのがいいのである。
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