インドのとある商店街を歩いていたら、店頭に子どもがずらぁ~とぶら下がっていたのでびっくりしました。きっと度の過ぎたいたずらをした子どもたちを、お仕置きのために吊るしたのでしょう。あーなるほど、するとこれが「つるしガキ」っていうものなのかあ。
ってことはこいつらはまだ渋が抜けてないので、渋ガキ隊ということになるな。
♪じたばったすーるなよっ!
♪セイコマツダっが、来ぅーるぜぇ!
なんてね、いくらインドでも(失礼)そんなことはないのです。
こいつは洋服屋さんのマネキンなのです。
インドの洋服屋さんはよく店頭に竿を突き出して、そこにずらぁ~と洋服を引っ掛けていたりなんかします。これは間口の狭いお店が少しでも商品露出を多くしようとする知恵なのであります。で、このお店ではハンガーで洋服を掛ける代わりに、子どもたちに洋服を着せて吊るした・・・んじゃあないですね、はい。
まあこいつはマネキンというか、肩までしかない「頭付きハンガー」といったものなのです。でもこのお店のおやじは、そいつにズボンまでくっつけたものですから、なんだか本当に子どもが吊るされていると思い、こうしてブログに書いてしまうという粗忽な外人まで現れてしまうのです。まったく人騒がせなおやじです。
しかしまあなんてぇーか、この子どもマネキンの顔ってぇーのがですね、あんましかわいくないのですよ。そのふくらんだほっぺたが、なんだか人をばかにしているように見えてしまうのです。
「ふん、マネキンを子どもと見間違えるなんて、ホント粗忽なジャパニだぜ!」
なにい!
お前らそんな態度じゃ、おじさん許さないからね。
ずーとそこでそーしてなさい!
♪ないないない、それ~はない
♪ないないない、こりゃいけない
♪ないないない、粗忽がいけ~な~い
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