2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.5.18(金)デリー うす曇り 朝の気温27℃
路地裏でよく見かけるお茶屋さんです。
木陰や壁沿いに布で屋根を作ったりして商売しています。
挿絵:お茶屋さん
挿絵:牛乳?(やぎ?)
挿絵:これでミルクをすくったり、水を汲んでコップをきれいに洗ったりと何でもこなします。
挿絵:ミルクにお茶っ葉、サトウ、ジンジャーなど入れて沸騰させます。
挿絵:水の入っているヤカン
挿絵:ガソリンタンク
空気圧でバーナーに送る
ブリキ板を曲げただけの風よけ
囲み:一杯 Rs.2.5
挿絵:布のはってある茶こし
この店は2枚重ねだった
かなり高いところからコップに注ぐ
たぶん30センチ以上
コップは厚手のガラス製(みどり色っぽい)
挿絵:ワクに入れる
配達用のコップ入(鉄製)*4ケ入もある
チャイと呼ばれるこのミルクティーはとても甘く、少ししょうがの味がします。
とてもおいしいです。
(つづく)
【解説】
すっかり日本でもおなじみになった感のある、インドのミルクティー「チャイ」である。
この店のチャイの作り方はご覧の通りだが、茶葉を煮出すのに本当にしつこいくらい長時間じゅわじゅわ沸騰させていた。
それはチャイの出来上がりを待つ身にとっては実にもどかしい時間であるのだが、それ以上に燃料代がかさむんじゃない?と余計な心配までしてしまうほどの「熱の入れよう」なのである。
この店はなかなか繁盛しているように見えたのだが、この半年後くらいには別のおっさん(あんちゃん)に替わってしまい、やがて店自体がなくなってしまった。
日本でもインドでも、商売というのは本当に難しいものなのである。