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2005年12月30日:パインズクラブ通信 第182号

         
  • 公開日:2022年8月11日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

いよいよ明日は大晦日です。
みなさん大掃除は終わりましたでしょうか。

私はすでに28日からお休みを頂いておりまして、大掃除を兼ねての模様替えをしております。
なかなか大掛かりな模様替えですので、まだ終わってはおりませんが、今年中にはなんとか形にして、気持ちよく新年を迎えたいとがんばっております。

で、今は息抜きでこのメルマガを書いているというわけなのであります。

ですから、お休みに入ってからご注文を頂いた方の中で、「注文へのメールをよこさないくせに、こんなメルマガばっか送りつけやがって!」とお怒りの方には、何卒ご勘弁頂きたくお願い申し上げる次第なのであります。

そんなわけで、今回のメルマガは「年末息抜きモード」でお送り致します。新着商品のアップもありませんので、いつにも増して役立たずのメルマガです。お忙しい方はこの先に読み進んではいけません。

さて、何かとあわただしい年末ではありますが、私は先日の3連休に大阪へ行って参りました。
いえ、遊びに行ったわけではなく、親戚の結婚式に出席するために行ったのです。親戚の付き合いは大事ですので、言わば「公務」のような形で、別に半分遊び気分で行ったのでは、決してないのであります。

♪あ~のひともこのひぃ~ともぉ~、そぞろあるぅ~くよいのまあ~ちぃ~

私は生まれも育ちも関東は神奈川なのですが、何を隠そう、小学3年の時に「巨人の星」を見て花形満ファンになり、そのまま阪神タイガースのファンになり、ついでに大阪のファンにもなったという男なのです。
しかしその時はそれほど熱狂的な「大阪ファン」というほどでもなく、日々の学業に忙殺され、さらに学業自体が忙殺され、成績は下がる一方だったのです。

中学に入りますとラジオのファンになり、特にニッポン放送のファンになり、さらにその中でも「欽ドン」のファンになり(当時「欽ドン」はラジオのみの番組でした)、ギャグを考えてはハガキを投稿するということまで始め、ますます成績は下がって行きました。

そんな私も中学を卒業する頃に、見事欽ドン各賞の中でも最高峰である「欽ドン賞」を受賞し、それと同時にニッポン放送、いえ、関東のラジオ局への関心が下がって行ったのであります。

高校生になった私が、ニッポン放送に替わって聴き始めたのが、大阪のMBS毎日放送でした。

聴いていた番組は「ヤングタウン」というもので、通称「ヤンタン」なんて言い方をしておりました。
パーソナリティーは笑福亭鶴瓶、海原千里万里、谷村新司、鶴光などが日替わりでやっておりましたが、大阪の放送電波を神奈川でキャッチするわけですから、それはもう聴きづらく、一生懸命ダイヤルを調整しては、ピーピーシャーシャーという雑音の中から、パーソナリティーの声を拾い聴きしていたのであります。

その頃になりますとハガキの投稿だけでは飽き足らず、面白い出来事を電話で話すというコーナー(の予備審査です)にも電話をしたりしました。
まったく今考えると、顔から火が出るくらい恥ずかしい思い出ですが、前年に「ビューティフルサンデー」を大ヒットさせたダニエル・ブーンに、社歌制作を依頼した毎日放送の行動も、結構若気の至りで恥ずかしいのではないでしょうか。

まだお歌いになってますか? 「サンシャイン・ヒル」

あー、それからヤンタン第二部では、「恐怖の館」なんてコーナーがありました。

 過ぎてゆく、時の流れに残された館・・・

 聞こえるかね、あの声が。聞こえるかね、あの叫びが。

な~んてナレーションで始まるのね、夜中にね。
で、リスナーから寄せられた怖い話を紹介するんですが、いやぁー、実に怖かったです。

神社の境内で、少女に写真を撮ってもらった三人がひとりづつ・・・って話は怖かったですよぉー。

その話は「ヤンタンブック」にも掲載されてましたから、興味のある方は今すぐ古本屋でゲッツ!!

まあとにかくそんな感じで、私は大阪の情報を徐々に入手し、大阪通になって行ったのであります。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

今回大阪へは新幹線で行きました。

最寄の乗車駅に止まるひかりは少なく指定席が取れませんでしたので、こだまで行くことにしたのですが、ひかりが2時間半で行くところを、こだまではなんと3時間半もかかるのです。つまり1時間も長くビールを飲んでいられるわけで、同じ料金なのに実にお得です。ラッキーと言ってもいいでしょう。
それに結婚式は翌日ですので、その日は到着後大阪見物をするだけとなっており、特にあせる必要はないので気楽です。

ところが私の乗車した12月23日は、名古屋-米原間が大雪のためダイヤが乱れており、結局新大阪には1時間以上遅れての到着となりました。
つまり、4時間半もかかってしまったわけですが、1時間の遅れはひかりやのぞみにも等しく降りかかっておりますので、本来の所要時間に対する遅れ時間の比率は、こだま号が一番軽微だったわけです。どこまで私はラッキーな男なのでしょう。

さあ!

いよいよ大阪の街へ繰り出します!

私には大阪在住の叔父もいて(以下、再登場があれば「おっちゃん」と略す。再登場がなければ忘れて下さい)、何度か大阪へは来たことがあるのですが、大阪の繁華街へ電車などを利用して行くのは、初めてなので緊張します。なにしろ大阪は独自の文化がありますので、なめてかかってはいけないのです。

地下鉄御堂筋線に乗り換えると、たくさんの大阪人が乗っていました。
私は父親が関西出身ですので、子供の頃から比較的関西弁には慣れ親しんで来た方だと思うのですが、こうして周りをネイティブの大阪人に囲まれてしまうと、やはり緊張します。もし急に話しかけられたら、うまくヒアリングができるか不安です。仮にうまく聞き取ることができても、単語の意味がわかるとは限りません。子供の頃「ぎょうさん」というのは「餃子」のことかと思ったくらいですから。

とにかくその時の私の状況は、NHKラジオで英会話を長年勉強したけど、実戦経験が一度もないままアメリカへ行ってしまった人と同じような心理状態だったと思います。

さて、とりあえず地下鉄御堂筋線に乗った私ですが、実は大阪のどこが一番の繁華街か知りません。
頼りとなる情報は、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」と、海原千里万里の「大阪ラプソディー」、それとインターネットで事前に入手した、吉本興業「なんば花月」の地図だけなのです。

とにかく「なんば花月」は「なんば」という駅で降りるといいらしいので、この地下鉄御堂筋線に乗ったのですが、途中駅もよくわかりません。

そこでドアの上の路線図を見てみることにしました。

えーと・・・

うめだ・・・しんさいばし・・・

あっ!

この地名、ふぃーふぃーの歌に出てくる出てくる。

そーかー、「御堂筋線」だもんなあ。

などと、そんな地名に妙に感心しながら、目的地の「なんば駅」に到着しました。

出口へ上がるエスカレーターに乗る時も緊張しました。
事前に「大阪では急ぐ人のために左側を空けておく」という情報を入手しておりましたが、関東では逆に右側を空けておく習慣があるため、にわかには信じられないのです。
そこでしばらくネイティブの大阪人の乗り方を観察してみたのですが、ラッシュアワーでもない祝日の昼間のエスカレーターは、二人連れが一緒の段に乗るなどして、きれいに右半分に人が立つという光景は見られませんでした。
それはまるでアリゾナの荒野の道(行った事ないので想像ですが)で、車が本当に右側通行で走っているのかを観察するようなものでした。

改札を出るとそこにはすごい数(ぎょーさん)の大阪人がいました。

案内板を見ると「なんばウォーク」とあります。
どうやら大きな地下ショッピングセンターになっているようです。

それは好都合です。
なにしろ知人には、大阪土産にお笑い芸人グッズを買って来ると約束しておりましたので、まずは面倒なみやげ物から買ってしまえば、後はのんびり大阪の文化、歴史、自然、趣味、特技、人となりなどを堪能できるというものです。

なんばウォークはどの店もクリスマスの飾りが施されており、その前をカップルや若者のグループ、または「おかん」と呼ばれる大阪人の婦人などが楽しそうに通り過ぎて行きます。

さて、お笑い芸人グッズはどの辺で売っているのでしょう。

と、うろうろ探してみたのですが、なんかそんな雰囲気のお店がないのです。変です、大阪なのに。

そこで私は「なんば花月」への地図を取り出し、地下街の地図と見比べ、一番近い出口を発見したのです。

よっしゃ!花月に行けば、お笑い芸人グッズ買い放題だ!

ついでに本場のお笑いも見てみよう!

地上に出ると大きなアーケードがあり、入り口に「千日前」と書かれていました。

いったい何の千日前なのでしょうか? 2008年大阪オリンピックですか?

千日前商店街にもお笑い芸人グッズが見当たりません。
できれば私は「笑い飯Tシャツ」なんかが欲しいのですが、どこに行けば買えるのでしょうか。

そんなことを考えながら歩いて行きますと、ついになんば花月に到着しました。

おー、ここが「笑いの殿堂」であり「大阪人の心」かあ。

さっそく入場券を買おうと窓口に進み出ますと・・・

「立ち見 2,500円」

という看板が出ていました。
もう立ち見しか残っていないようです。

さすが大阪です。お笑いの人気は本当に高いようです。おそらくアメリカ人が野球を見に行く感覚なのでしょう。きっと幕間には「花月へ連れてって」の大合唱が起こるのでしょう。

それはぜひとも見てぇ~! でも立ち見じゃやだな・・・

結局地下のお土産コーナーに立ち寄り、お笑い芸人グッズを買うことにしたのですが、意外や意外、あまり種類がありません。

えー、なんでえ? 天下の花月なのにい?

そこでようやくはたと気が付いたのです。

今まで見てきたところは、すべて大阪人用の繁華街なのです。
そして大阪人にとって、もはやお笑い芸人グッズは珍しいものではなく、生活に溶け込んでしまっているので、わざわざ買いに来たりしないのです。
おそらく近所のお総菜屋さんとかスーパーで買ってしまうのでしょう。
もしかしたら小中学校などでも配られるのかもしれません。
だからといって、観光客の私がどこかの住宅街のお総菜屋に入るのも抵抗があります。小中学校に侵入するのはなおさらまずいです。

ならば残された道は、観光地に行って、観光客用に売られているお笑い芸人グッズを買うことしかありません。それが一番の近道でしょう。

大阪の観光地としてすぐに頭に浮かんだのは大阪城でした。

しかし舞い戻った「なんばウォーク」の案内地図には大阪城が見当たりません。また、どの電車に乗ってどの駅で降りればいいのかも書いてありません。なぜか大阪城完全無視の状態です。変です、大阪なのに。

途方に暮れ、なおも案内地図を見ている私の目に、ふと飛び込んで来た文字がありました。

「戎橋」

えびすばし・・・

あっ!

♪えーびすばし、ほおーぜーんじぃー、どこもすきぃーよ、ふたりならあ~

の戎橋じゃないですかあ!

なーんだ、こんな近くにあったのかよお、えびすばしぃー!

そこならきっと、観光客もぎょーさんおるはずやでぇー!

最寄の出口を出てしばらく歩くと・・・

おー! 戎橋だあ! 道頓堀だあ! 観覧車のあるドンキだあ!

おー! 関ジャニ∞がクリスマスコンサートをやってるぞお!

おー! 食い倒れ人形だあ! かに道楽だあ!

ついに私はもっとも大阪らしい観光地にたどり着いたのです。

しかし残念ながらここにもお笑い芸人グッズはほとんどなく、おみやげ屋でようやく探し当てたのは、今をときめく「フォー!」と叫ぶあの人の携帯ストラップだけでした。

このストラップ、来年は早々に使えなくなるなあ・・・

まあそれでもお土産は一応済んだので、あとは食道楽を楽しみましょう。
おいしそうなお店がたくさんあります。
タコヤキ、お好み焼き、串カツ、カレー、ラーメン・・・

そんな数あるうまそうな食物屋の中から、私はさんざん迷い抜いて一軒のラーメン屋に入ったのですが、屋号が「薩摩っこラーメン」であり、それはもしかしてぜんぜん大阪とは関係ないの?ってな感じで、結局大阪の文化、歴史、自然、趣味、特技、人となりなどを堪能できないまま、短い滞在時間は過ぎて行ったのでございます。

あー、大阪は奥が深い・・・さっぱりわやや


はい、年の瀬のお忙しい中、最後まで読んで頂きありがとうございました。

また、本年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

来年もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

では、

良いお年をお迎え下さい!

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