日本の公共施設のトイレなどではすっかり定着した感のあるハンドドライヤー(あの洗った手を乾かす機械ですね)ですが、インドにだってちゃんとあるのです。
たとえばこれですが、こいつはニューデリーの国立博物館のトイレにあったものです。使い方は日本のものと同じです。
この機械の下に洗った手をかざすと、ほ~ら温風が出て・・・
あれ?
出て来ないですねえ・・・
では、もう少し手を近づけてみましょう。
ぶおおおおおおおおお!
ほら、出ました。
まあちょっとセンサーの具合が良くないようですが、ちゃんと手を感知して温風が出ます。
ただ、日本のものは風の力で水滴を取り去る効果もあるのですが、インドのこいつは風力が弱く、水滴を吹き飛ばすだけの力はなさそうです。
しかもあのセンサーですので、ドライヤーの下で手をもみもみしていると、スイッチが切れたり入ったりを繰り返すものですから、途中でいやになってしまうのです。私はこのドライヤーで手を完全に乾かし切ったことがありません。
このところ経済発展の目覚しいインドですから、こういう機械もこれからどんどんいいものが登場して来るのだと思いますが、私はこんなハンドドライヤーの普及よりも、尻を乾かす機械の導入を先にお願いしたいと思います。
なにしろインドでは水でお尻を洗いますので、洗ってそのままだとパンツやズボンが濡れてしまうのでありますよ。
切に、切にお願いする次第なのであります。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]