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2001年6月25日(月)チェンナイ・2001年インドの旅第68回

         
  • 公開日:2010年1月16日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

6/25(月) チェンナイ 晴 気温35℃

昨夜は熱が38.3℃まで上がり、頭が割れるように痛かった。医者の薬も効きが悪いようなので、バッファリンも飲むがまったく効果ナシ。
夜中にもバッファリンをもう2錠飲むが、やはり効き目なし。

今朝も頭が依然として痛く、午前中は寝て過ごすつもりである。
医者の薬を飲み、バナナを3本食べ横になるが、頭痛がひどくて眠れない。

昼過ぎ、依然としてひどい頭痛。
薬局で頭痛薬を購入する。

頭痛を抱えたままメールチェックへ
15分ほどで出てしまう。Rs.10

買って来た薬を飲む。
1時間程で頭痛がやわらぎ、眠ってしまう。

5時過ぎ、目が覚める。
すごい寝汗だったが、頭痛も治まっており、体が楽になっていた。

【以下の解説は2010年1月16日のものです】

昨日はこの旅の同行者Mくんの誕生日ということで、ワインのミニボトルを2本買ってきて、ホテルの部屋でささやかな誕生日パーティーを開催しました。ミニボトルとはいえ、久々の飲酒でたちまち全身にアルコールが駆け巡り、少々錯乱気味になりながら床に就いたのですが、どうやら酔いより前に体調が崩れ始めていたらしく、ひどい頭痛に見舞われ、熱を計ると38.3℃もありました。医者からもらっておいた薬に加え、市販の頭痛薬まで飲んだのですがまったく効き目がなく、夜中にさらに頭痛薬を飲むもののこれまたぜんぜん効きません。普段の私なら、市販の頭痛薬を半分(2錠のところ1錠)飲んだだけでもかなり効くというのに、いったいどうしたことでしょう。

結局よく眠れないまま朝を迎えたのですが、頭痛はまったく治まっておらず、さすがに今日は部屋で寝ていようと思うのですが、とにかくひどい頭痛のため、おとなしく寝ていられるようなものではないのです。

そこで意を決して、ふらふらしながらもやっとの思いでフロントに降りて行き、一番近い薬屋を聞いたところ、フロントの男は玄関先の建物を指さし「あそこだ」と言うではありませんか。

おおっ、なんと薬屋はホテルの敷地内にあった! 助かったぁ~

そこまではよかったのですが、フロントの男はこのふらふらの私に向かって、「部屋代の支払いはいつしてくれるのか?」などと聞くのです。

お前なあ・・・こんなにふらふらしながら必死の形相で薬屋の所在を聞いた人間に、今それを確認しなくちゃいけないのかね?

それでも私は「明日払うから・・・」と力なく答え、薬屋へと向かったのであります。

薬屋のカウンターで、「ひどい頭痛なんだ・・・」と言うと、店のおやじは黙って薬を差し出しました。
その薬は錠剤が10個ほど密封されたシートなのですが、箱には入っていないため、それだけでは何の薬で用法や用量はどうなのかなどといったことがまったくわかりません。
そこで「いつ何錠飲むんだ?」と尋ねると、ようやくおやじは「一日3回1錠ずつ」と言うのです。おそらくこちらが聞かなきゃ、薬を出してそれでおしまいだったのでしょう。

しかしその薬は素晴らしく良く効きました。

服用後1時間ほどで効果が表れ、あれだけひどかった頭痛がウソのように和らいで行き、次いで睡魔がやって来て私は眠ってしまいました。

夕方目が覚めると、まだ薬が効いているのか、それとも治ってしまったのか、もはや頭に痛みはなく体もとても楽になっていました。

ふぅ~ん、やはりインドの病気にはインドの薬が効くんだなあ。

感心しながらあらためて薬のシートの裏側をよく見ると、そこには「処方箋に対してのみ販売すること」と書いてありました。

おそらく頭痛を我慢する私の形相が、処方箋代わりになったということなのでありましょう。

ありがとう!薬屋のおじさん!

つづく

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真鍮製のアンティーク弁当箱