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物を持つというのは大変なのだ:インドの文化財

         
  • 公開日:2012年5月14日
  • 最終更新日:2022年7月22日

インド、ウダイプールにある問題を抱えたお宅があった。通称シティーパレス、築数百年ともいわれるこのお宅は、代々この地を統治して来たマハラジャたちの居城である。
そんなマハラジャ家の悩みは、豪華な造りの宮殿が老朽化してしまったことである。そこで今回何人かの匠が立ち上がった。人は彼らを「文化財の修復師」と呼ぶ!

そのまんまじゃん。

とまあ、シティーパレスの中にこんな写真が飾ってあったので、ちょっとビフォー・アフター(テレビ番組のあれね)風に紹介してみたのだが、このシティパレスに限らず、かつて豪華絢爛に造られたお城や宮殿の維持保存というのは大変なのである。まあこのシティーパレスなどは、観光客から徴収する入場料などを元にあちこち修復しており、その努力を見せるためにこうして修復前後の比較写真などを飾っているのだと思うが、そうはいかないところもある。
ジャイサルメールで見たかつての豪商の館などは、きちんと維持できているところとそうでないところがあり、きれいに保っているところは見学者も多いが、そうでないところは訪れる人も少なく、これからもどんどんさびれて行ってしまいそうでちょっと哀れに思った。そして貴重な文化財であるという点では、早くなんとかしなくちゃいけないのではないかと思ったものである。

ただし、なんでもかんでも往時の姿と同じようにピカピカに直せばいいというものでもないと思う。
時代を経て出る重厚さというものもあるし、また廃墟のようになってしまっている城なども、それはまたそれで風情があると思う。まあ人間でいえば顔のシワが増えたり頭が禿げるのと同じようなものなのだ。

ちなみに私の頭はかなり風情があってとても素敵である。

だから、これでいいのだ。

真鍮製のアンティーク弁当箱