アレッピー(アラップーザ)は水郷の町である。 町の中には水路が張り巡らされ、というかおそらくもともと天然の水路があったところに町ができ、家の前を石で護岸したり、町の中の水路を「運河」として若干手を加えたりしたのであろう。とにかくここでは水路が生活になくてはならないものになっていて、そんな風景をわざわざ観光客が見に来るほどのところなのである。つまりまあいわばインドの潮来、またはインドの柳川といったところなのだ。
なのでここでは郵便屋さんも ♪ ふぅ~ねでぇ~ゆう~くう~ のかと思ったら、各戸配達はいざ知らず、ポストはバスターミナルの中にあった。ちょっと薄暗かったので写真がぶれてしまった。そんな水郷の町のバスターミナル内に吊るされていたポストに、2010年4月8日に投函されたハガキは、日本のわが家に4月13日に配達された。さすが航空便である。でもせっかく水郷の町なんだから、しゃれで船便にしてみるのもよかったかもと思う次第である。まあなにはともあれ、こんな南インドの小さな町からちゃんと日本にハガキを届けていただき、本当にありがとう、アレッピーの郵便屋さん!
それに引き替え・・・
お前はなんなんだ!ウダイプール!
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