南インド、ケララ州コッラムにあったキリスト教会。ケララ州はキリスト教徒の多い土地なのである。
この教会はバスターミナルとフェリーターミナルにほど近く、幹線道路沿いに建っている。しかもこの教会には特に門や前庭があるわけではなく、道に面していきなり礼拝所があり、しかもその入り口は大きく開かれているため、普通に道を歩いていてもこんな風に中までよく見えるのである。
礼拝所の正面にはマリア様らしき像が飾ってあり、その下には荒波を乗り越えてやって来た帆船のレリーフがある。
なるほど、いかにもヴァスコ・ダ・ガマゆかりの地、コーチン(コチ)に近いだけのことはある。
とにかくここは交通の便がよい場所であり、さらにこうして大きく門戸を開いているとなれば、さぞかし信者は入りやすく祈りやすいことであろう。
天国の門も常に大きく開かれ、入りやすければいいのになあと思うが、私はキリスト教徒ではないのだった・・・まっ、極楽は行けなくても、せめて閻魔様に舌を抜かれないようにはしたいと思うところである。
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