2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.5.14(月)デリー 晴 気温約35℃
一昨日、初めてオートリキシャに乗りました。
料金メーターも付いていますが、運転手は客と料金を交渉で決めることが多いようです。
挿絵:オートリキシャ
三輪自動車
幌
後ろの座席に通常大人二人が乗りますが、見ていると三人くらい乗っている事もあります。
ヘッドライト
ハンドルはバイクと同じ
前のタイヤはひとつ
後のタイヤはふたつ
前の座席は中央にひとつだけ。
バイクみたいに運転します。
こちら(客)としても、知らない街でメーターを使い、遠回りされたらお金も時間ももったいないので、交渉してから乗ります。
たとえばこんな感じです。
客「ラールキラーまでいくらで行く?」
運「70ルピー」
客「高すぎる!!30ルピーだ!!」
運「じゃあ、50ルピーならどうだ?」
客「う~ん、よしいいだろう」
(つづく)
【解説】
インドに行くのは初めてではなかったが、オートリキシャに乗るのは生まれて初めてだった。
で、乗ってみたら一度でファンになってしまった。
ドアも窓もない小さな車に乗り込み、デリーのホコリっぽい空気とやかましい騒音をそっくりそのまま全身に受けて走ると、まるで遊園地のアトラクションに乗ってるような気分になり本当に楽しかった。
以後現在までトータルで何十時間乗ったかわからない。
私は飛行機があまり好きではないので、できれば一度オートリキシャでインドに行ってみたいと思うほど好きである。