暦の上では・・・
おのおの方、討ち入りでござる。
というわけで今年ももう赤穂浪士の討ち入り記念日を迎え、日に日に2007年も残り少なくなって参りました。
そして街に出てみれば、目にはきらびやかなクリスマスの飾り付けが飛び込んで来て、耳にはにぎやかなクリスマスソングが流れ込み、鼻にはおいしそうなクリスマス料理の香りが漂って来て、口にはそんな豪華なご馳走が・・・
入らないんだな、これが・・・お金を出さなきゃね。
それにだいたい「クリスマス料理」ってなに? 自分で言ったんだけどさ。
まあ欧米人なら「そりゃあもうターキーじゃない!ひゃっほう!」とか言うかもしれませんが、ここは日本なのです、そんなの食べたことある人は少ないと思いますよ。それになに?「ひゃっほう!」って・・・
じゃあみなさんにお聞きしますが、ターキー食べたことある人!
え~と、1、2、3・・・11、12、13・・・20、21・・・25
25人しかいないじゃないですか。
これじゃあ今年のショップ・オブ・ザ・イヤーにうちに投票してくれた人数の倍ちょっとにしかならないじゃあないですか。
あっ、
そうそう。
ショップ・オブ・ザ・イヤーなのですよ。
先週のメルマガでこのショップ・オブ・ザ・イヤーへの投票を、ずうずうしくもお願いしてしまったのですが、お陰さまで今年はだいぶ票が伸びました。
貴重な一票をご投票下さった方々に、クリスマス料理の話の途中ではありますが一言お礼を申し上げさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
まあ得票数は企業秘密に属しますので公にはできないのですが、クリスマスにターキーを食べたことのある日本人の半数より少ないです。
でもサッカーチームを作ると一人余るくらいのすごい人数だということだけご報告させて頂きます。
これからもみなさんのご期待にお応えできるよう精進を重ね、来年は15人制バレーチームができるくらいの得票を目指します!
って、ねーよ、そんなスポーツ。
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
えー、さて、クリスマスの料理の話に戻りますと、子どもの頃の我が家は、せいぜいニワトリをつぶして食べるくらいのものでしたね、特別なご馳走としてはですね。
まあうちは農家でも養鶏業者でもニワトリ愛好家でもありませんでしたので、どこからか生きたニワトリを手に入れて来てつぶしたわけです。
なので子どもの頃のクリスマスの思い出を辿ると、小さなクリスマスツリーと並んで、風呂場に逆さ吊りになったニワトリ(すでにチキンか?)の姿を思い出すのであります。
そうそう、そういえば今「いのちのたべ方」って映画が話題になっているらしいです。先日NHKのニュースでやってました。
これは日常私たちが食べている食品が、どのように生産され食卓に上るかということを映像で淡々と伝えるという内容の映画なのですが、その中には当然「大量生産」「大量消費」されて行く動物たちもあるのです。
私はニュースでさわりを見ただけなので、この映画の作り手のメッセージがはたしてどのようなものなのかはわからないのですが、でも肉を食べるためには動物を殺さなければならないということなどは、きちんと子どもたちに伝えるべきではないかと思うのであります。そーゆーのを隠してはいけないとおもーのです。
私が子どもの頃には、先ほどのクリスマスのニワトリ逆さ吊りの光景や、学校巡回の映画などで見せられる「南氷洋の捕鯨」なんてドキュメンタリー映画で、捕鯨船の甲板に揚げられた鯨のお腹をナギナタのような包丁でサァーと切り開き、中からドッと内臓やらなにやらが流れ出して来るシーンなどを見たものです。なので結構「いのちのたべ方」というものを学んでいたんじゃないかなあと思うのですよ。で、そういうのって大切なことなんじゃないかなあと思うのですよ。
だから何かのお祭とか祝い事があるときなどはですねえ、ウシとかヒツジ、ブタやヤギなんかをその場で丸焼きにして、みんなでハホハホ言いながら食べたりしたらいいんじゃないでしょうかねえ、ダメ?残酷?ですかあ。
あー、そうそう、動物で思い出しましたよ。
先日我が家の庭にサルが出没したのです。
当市は周りをぐるりと山に囲まれた盆地で、わりと自然豊かな環境ではありますので、山にサルがいるというのはちっともフシギではありません。
でも私は生まれてこの方、山の中で鹿は見たことはあっても、サルの姿を見たことは一度もないのです。もちろん街中ではなおさらです。
そんな地元の野生サルを生まれて初めて見るのが、まさか我が家の庭先になろうとは、お釈迦様でも釈由美子でもご存知あるめえってことです。
しかし驚いたのはサルの方も同様のようでして、素早く屋根に上ってしまいました。
で、そんなサルを写真に収めようとカメラを向けると、どうやらこのサル、カメラが怖いようなのです。カメラを向けると屋根の反対側に逃げてしまうのです。なにかカメラを怖がる理由があるのでしょう。
もしかしたらこのサルは昔カメラに意地悪して青い柿を投げ付けたのかもしれません。
そして柿を投げ付けられたカメラは打ち所が悪くほどなく絶命・・・
そんなカメラの弟は、「この恨み必ず晴らさん!」と、ウスやハチやクリたちを集め、とある雪の晩サル邸に討ち入ったのでございます。
「サルはいずこ!サルはいずこや!」
にっくき仇のサルを探す声が闇に響き渡るのですが、なにしろここはサルのお屋敷、見渡す限りサルサルサル・・・これではどれが本当の仇かわかりゃあしません。
と、そのスキに夜陰にまぎれて逃げ出したサルがおりました。
ああ、そうです。そのサルこそ兄じゃに柿を投げ付けたにっくきサル!
で、そいつが今我が家の屋根にいるってことですよ。
あっ!顔を出した!
ぱちり!
やりました。写真が撮れました。
あー、しかし来年がサル年だったら、この写真が年賀状に使えてよかったのになあ。
あー、そういえばもう15日から年賀状の受付が始まるんだった。
こんな文章を長々と書いてる場合じゃないのです。
みなさん、年賀状は早めに出しましょう!
それでは今週はこの辺で失礼致します。
また来週!
ごきげんよう!