〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年5月5日 ジャグダルプル 晴 30℃くらい 次に洞窟に案内された。 途中で車に乗せた自然観察指導員みたいなおっさんが、懐中電灯を持って先導し、狭い洞窟に入って行く。 洞窟は鍾乳洞らしく、時折指導員がライトで鍾乳石を照らして何やら説明するがあまり面白くない。 外に出られた時はホントにホッとした。 駐車場の所で部族民のおばさんが売っていたフルーツのようなものをひとつ味見させてもらう。 |
【以下の解説は2013年2月26日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年5月5日 ジャグダルプル 晴 30℃くらい
次に洞窟に案内された。
まずその洞窟に向かう前に、監視員の詰所のようなところでひとりのおっさんを車に乗せた。なるほど、ここは入境許可のいるほどの国立公園なので、レンジャーのような専門員を同乗させないといけないらしい。これから繰り広げられるであろうジャングル探検に胸が高鳴る。
途中で車に乗せた自然観察指導員みたいなおっさんが、懐中電灯を持って先導し、狭い洞窟に入って行く。
この時点でもこれから何が始まるのかさっぱりわからず、ただただ案内のおっさんの後に続き、実に狭い入口に体をねじ込ませて行った。
しかし内部は真っ暗で何も見えない。しかも蒸し暑くて辛い。
洞窟の内部は誘導灯ひとつない真っ暗闇で、気温も湿度も高くて気持ちが悪くなりそうだった。
洞窟は鍾乳洞らしく、時折指導員がライトで鍾乳石を照らして何やら説明するがあまり面白くない。 ガイドも「オールナチュラル」くらいしか言わない。
少ない灯りの中でも、ここが鍾乳洞であることはわかった。しかしレンジャーのようなおっさんに加えてガイドまでいるというのに、それ以上のことはなにも説明されず、洞窟探検家でも鉱物愛好家でもない私は正直まったく面白くなかった。
外に出られた時はホントにホッとした。
とにかく洞窟内部の環境が劣悪だったので、外の風が実に心地良く、降り注ぐ陽光が誠にありがたいものに感じた。
駐車場の所で部族民のおばさんが売っていたフルーツのようなものをひとつ味見させてもらう。 柿に近いもののようだが、種ばかりであまり実がない。もしかしたら種の周りに着いているゼリー状の皮を食べるのかもしれない。
そもそも観光客が少ないので、あまりもうからないであろうと思われるおばさんの商品を、タダで味見するのは心が痛んだが、パテルがしきりに勧めるのでひとつ食べてみた。 感想は、いい経験だがお金を出してまで買わないかな・・・であった。