暑いときに飲む冷えたビールというのは、好きな人にとってはそりゃあもう何ものにも替えがたい感動と興奮と充足感に満ち溢れた飲み物となります。
そしてもちろん、あの熱く乾燥した空気に包まれたインドの酷暑季に飲むビールというものは、それはそれはすばらしくうまいものなのであります。
この写真は今から20年前のものなのですが、当事のインド(デリー辺りですが)でよく飲んだビールの銘柄は、この「ゴールデン・イーグル」というものでした。ただ、今みたいにあまり冷蔵庫が発達(及び普及)しておりませんでしたので、あまりよく冷えていないものが供されたものです。
*この写真のものも、ジャイプールのランバーグ・パレス・ホテルという、まあ一流どころのものなのですが、あまり・・・というかほとんど冷えていませんでした。
で、肝心の味の方はと言いますと・・・
う~ん、どうなんでしょう?
よく「食事の最良の調味料は空腹である」なんてことを申しますが、「ビールの最良のおツマミは極限状態の乾きである」とでも申しましょうか、早い話が喉が渇いていると味なんかほとんどわかんないわけです。それに当事のインドじゃあまりあれこれ贅沢も言えないわけで、「いやなら飲まなきゃいいじゃん」って言われる前に飲んじゃうわけですよ。ぷっはぁ~!
とにかく酒飲みはいやしいですから、目の前に出されたものはみんな飲んじゃいます。
こんな銘柄のものもありました。昔「コオロギ73」っていうグループがいましたが、このビールは「アジア72」です。できたのがコオロギより一年早かったのでしょうか。
とまあ、今回はちょっと懐かしいビールをご紹介したわけですが、この両銘柄とも最近ではとんと見かけなくなってしまいました。
でもって私は、今はもっぱらキングフィッシャー党になっているのでございます。
さて、明日から一週間ほどちょっと遅い夏休みをとりますので、しばらくブログの更新がありません。
明日からはブログを書く時間を、ビールを飲むのに使いたいと思う次第であります。
ビール好きの小さな夢、「昼間っからビール!」です。
ではまた、9月にお会い致しましょう!
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