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2001年6月16日(土)コーチン・2001年インドの旅第58回

         
  • 公開日:2009年12月25日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

途中立ち寄った小さな小屋で、ヤシの実のジュースを飲む。
器用にヤシの木に登り実を落とし、おやじがナタで実を割ってゆく。
また、ヤシの殻をナタで削り、スプーンを作ってくれ、中の油を食べろと言う。
ジュースも油もなかなかナチュラルでおいしかった。

ヤシ酒もあるがどうかと勧められ、少しだけ飲んだ。
すっぱい匂いがしてちょっとためらうが、味は少し酸味のきいたさっぱり味。炭酸が入っているのか舌がちょっとピリピリする。

その後も広い水路を走り回り、ティトゥ島で小休止。

16:40 船着場へ戻る。

ホテルの近くのレストラン「TANDOOR」で、ガーリックチキン(骨ナシ)とベジタブルプラーオ、そしてサムズアップとコーラを飲む。
ここのガーリックチキンは、エビチリソース系で少し甘めである。しかしプラーオはとてもうまかった。ただ、コーラのコップに氷がたくさん入っており、しかも2杯分飲んでしまったため、この後の腹具合が心配である。

ガーリックチキン(Born less) Rs.79
ベジタブルプラーオ Rs.30
飲み物 Rs.15 x 2

ホテルの滞在をもう1日延ばし、月曜出発とする。

【以下の解説は2009年12月25日のものです】

想像していたような狭い水路ではないものの、この水路の岸辺にも当然人々の暮らしがあります。家はみな水路側に石積みの堤を持ち、そこから舟で乗り出したり、洗濯をしたり、水泳、水浴をしたり、はたまたなんとなくそこに腰掛けて行き交う船を眺めていたりと、とにかく水に親しむ生活をしています。

やがて舟は、そんな水際の家のひとつに立ち寄りました。

そこはこの船頭の知り合いの家なのか、それともたまにこうして観光客を連れて来るという契約をしているのかはわかりませんが、とにかく5人の子持ちのお父さんは、慣れた手つきで椰子の実の先っぽをナタ一本で器用に削ると、私たちに手渡してくれました。まあちゃんとお金は取るのですが。しかしその椰子の実ジュースのうまかったことといったらありません。

炎天下のボートにずっと揺られ喉が渇いていたとはいえ、冷蔵庫で冷やしていたわけでもない、たった今目の前で取った木の実の汁が、こんなにうまいものだとは思ってもみませんでした。なにしろかつて横浜で物珍しさで買って飲んだ椰子の実ジュースは、なんだか青臭くてちっともおいしくなかったのです。

お父さんはさらに「椰子のお酒はどうか?(船頭の通訳)」と聞いて来ました。このお父さん、純朴そうな顔をしてなかなか商売熱心なようです。

お父さんが家の中から持ってきたものは、ちょっと汚いビンでした。まあ椰子酒は自家製なので、何かのビンを再利用しているので仕方ないのでしょう。私はインドでは基本的に禁酒をしていたのですが、せっかくなので少しだけ飲んでみました。

う~ん・・・酸味が効いててなかなかおいしいじゃないですか。

もう少し飲みたい気もしましたが、昼間っから酔っ払ってもいけませんし、それにビンの汚さがやはりちょっと気になったものですから、残りは全部Mくんに飲ませてしまいました。

その家でのしばしの休憩を終え、再びボートに乗ってクルーズの続きをした私たちでしたが、どうもこのあたりにはあまり見どころはないらしく、チャーターした5時間をどう過ごすか船頭も困っているように見受けられます。そんなわけでその後ボートは同じような風景の中をぐるぐる回り、そしてまたMくんも椰子酒がぐるぐる回り、私ももう変わり映えのない景色に飽きてしまい、男3人を乗せたボートはたいした目的も持たず、ただ無為に水路をぐいぐい進んで行ったのでありました。

つづく

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真鍮製のアンティーク弁当箱