暦の上では・・・
4月1日です。
今日からいよいよ新年度がスタートしました。
みなさんの中にも今日から新しいスタートを切った方、また、もうすぐ切るという方もたくさんいらっしゃると思います。
新しい学校に進む人。
新しい学年に上がる人。
そして新しい学年にはなれなかったけど、クラスメートがぜんぶ総取替えになった人。
みなさん、がんばって下さい。
学生だけではありません。
新しい会社に入った人。
新しい職場に移った人。
新しい上司が移動してきて、今までのやり方を全部変えられ、胃に穴が開きそうな人。
みなさん、がんばって下さい。
さて、今日私は九段下まで行って来たのですが、地下鉄の階段を上がり地上に出たとたん、ものすごい人だったのでびっくりしました。(あっ、もう違う話題に入っております)
なんでこんなに人がいるんだ!もしかしたら外タレ(注:外国人タレントの意)が武道館にでも来るのだろうか?
と思ったら・・・
桜だったんです。
それはもう見事な咲きっぷりで、超満開の上に今日の東京の空は良く晴れ渡り、気温も初夏を思わせる陽気だったために、人がぞろぞろどこからか湧き出て来たのでした。
大勢の人が歩道の柵に鈴なりになって桜を見たり写真に撮ったりしています。あんなに大勢で柵を押すような姿勢でいたら、柵が根元から抜けて、あのお堀の土手を全員横一列前転でごろごろと転がってしまい、ギネスブックに登録されてしまう危険もあるので、見ていて気が気ではありませんでした。
通りの向こう側の靖国神社の境内にはたくさんの屋台が出ています。あそこにはお酒を飲ませるお店もあるので、ついふらふらっと入りそうになってしまいます。
千鳥ヶ淵にも人があふれ、弁当を広げるどころではありません。いつも見かけるホームレスの人とノラ猫の姿も今日ばかりは見当たりません。こんな日はいったいどこに行ってるのでしょうか?
しかし桜というのはすごいものですね。あんな小さな花びらがたくさん集まってあの壮観な光景を作り出しているわけです。
「ひとつひとつの花びらは小さいけど、みんなが集まればあたり一帯を埋め尽くし、こんなにたくさんの人を寄せ付けることだってできるんだ!」
と、桜が胸を張っているようにも見えました。
そしてそのまま放っておきますと、やがて桜の花びらと同じくらいの数のサクラケムシがうじゃうじゃと発生するのです。
「一匹一匹のうじゃは小さいけど、みんなが集まればあたり一帯を埋め尽くすうじゃになって、たくさんの人を寄せ付けさせないことだってできるんだ!なめんなよ、おれたちはウジャ・コングなんだぞ!」
うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ・・・・
うぅ~、気持ち悪くなってきました・・・
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
とにかく新しい年度がスタートしました。
この時期は、まだ新しい環境に慣れていないがゆえの失敗がいろいろと予想されますので注意が必要です。
たとえば教室を間違えてしまうということがあります。
学年が変わったのに、うっかり前の教室に行ってしまうというものです。
私の高校は1年が4階、2年が3階、3年が2階といった具合に、足腰の衰えとともに使用教室が下がって来るという方式をとっていました。そして鉄筋コンクリート作りの建物によくあるように、各階の作りはまったく同じでしたので、朝のぼんやりした頭では階数を間違えているのに気づかないのです。
それでもたいていは廊下を歩き始める頃に、周りに知らない顔がたくさんあることに気づき、照れくさそうな薄笑いを浮かべたりしながら引き返して行くのですが、中には教室に入って初めて気が付くというおっちょこちょいな人もいます。
その時の周りの生徒の表情には残酷な嘲笑が浮かび、その視線は痛いほど全身を貫き通します。
自分でも耳が真っ赤になっていることがよぉ~く分かっており、この状況から一刻も早く脱出したいというはやる気持ちを抑えて、威風堂々と引き返す古巣の廊下の長いこと長いこと・・・
新年度は学生だけでなく、新社会人だって気を付けなければなりません。いえ、むしろ新社会人の方が環境の変化が激しいので注意が必要なのです。
一番発生率の高い間違いは、会社の上司に向かって思わず、
「先生!」
と言ってしまうことです。
すると上司は、
「おいおい、学生気分から早く抜け出さなきゃだめだぞ」
などと苦笑いします。
でもまだ「先生!」ならいいのですが、何を思ったのか・・・
「とうちゃん!」
と叫んでしまうと恥ずかしいです。
「おまえは、星ヒューマか!」
と怒られてしまいます。
まあ、みんなそんな間違いを経験に変え、少しずつ積み重ねて成長していくわけです。
そう、あの小さな花びらが集まって大輪の花を咲かせる桜を見習いましょう。
「チェリーも積もれば山と成る」
のです。
それでは、また来週!