放牧帰りのラクダたちが豪快に水を飲むのを見ていたら、なんだかこちらも喉が渇いて来ました。
そんな私たちの気配を察したのか、それともただ単に通常の見学コースに沿っての提案か、ガイド氏は
「ラクダのミルクや、そのミルクから作ったアイスクリームを食べることができますが、食べますか?」
と聞いてきました。
こちらは喉が渇いている上に、日本ではめったに味わえないであろうラクダ乳製品を味わうチャンスです。これを断るという手はないでしょう。
というわけで、やって来たのはラクダ牧場内の小さな売店です。売店の中には他にお客はおらず(と言うかこのラクダ牧場自体に、私たち以外では白人のグループが1、2組いたくらいです)、おっちゃんが手持ち無沙汰で客待ちをしていました。
さて、いったいどんな商品があるのかなと、壁に掲げてある看板を見上げますと、そこにはティーカップに注がれたミルク・ティーや円筒形の容器に納められた製品、そして一番右側には見るからに育ちの良さそうな男の子と女の子が、かわいい笑顔でアイスキャンディーらしきものを持っている写真が写っています。
ほおほお、結構いろいろなものがあるようです。
それではまず、ラクダのミルクを飲んでみることに致しましょう。
*すべて2007年3月時点の情報です。
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