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それはたわわに実っていたのだ:ジャグダルプル郊外

         
  • 公開日:2011年4月5日
  • 最終更新日:2022年6月3日

チトラコートの滝のすぐ上の河原は、おそらく雨季には滝の音がゴウゴウと響き渡り誠にやかましいことでありましょうが、乾季の今は実に穏やかな雰囲気に包まれ、すっかり干上がった岩場の隙間に転がる屠られたニワトリの残骸が、ここでだれかがチキンカレーの飯盒炊さんなどをしていたことをうかがわせ、ふと笑みとヨダレがこぼれてしまうのであります。

と、そんな河原のわきに立つ木がちょっと気になり始めました。なぜその木が気になるかといえば、先ほど視界の端っこで何か大きな鳥のようなものがその木にとまるのが見えた(ような気がした)からなのです。

もし鳥ならどんな鳥なのか見てやろうと、その木に近づいて行きますってえと・・・ありゃりゃ・・・この木にはなにやら大きな黒い実がたくさんなっているぞ・・・

と思ったら、その黒いものは全部大きなコウモリでした。私はかつてこんなにたくさんのコウモリを一度に見たことはありません。
しかもこんなに明るい中でコウモリを見るのも初めてです。

それにしても本当にすごい数です。隣の木にも同じくらいの数のコウモリがぶら下がっています。

果物だけを食べる「フルーツ・バット」というのは聞いたことがありますが、これはフルーツみたいになり下がっているのでバット・フルーツとでも言うのでしょうか。

とにかく青空の下、青々と茂る木にぶら下がる大量のコウモリという図は、なかなか奇妙にして迫力のあるものだったのであります。

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インドの伝統工芸細密画