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2009年2月13日:パインズクラブ通信 第345号

         
  • 公開日:2022年8月17日
  • 最終更新日:2022年8月21日

暦の上では・・・

今日は、


じゅうぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・さんにっちのほっ!

きいぃぃぃぃんよっほっおびいぃぃぃぃぃぃぃ~!

きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


何やってんでしょ、わたし・・・

もう7年近くもメルマガ書いてますと、その間に何度も13日の金曜日があったわけです。
そりゃあ最初の頃は「おっ、こりゃメルマガのネタにできるぞ」なんて思ってそれにひっかけて書いたものですが、もうそんなネタも尽きました。

それからですね、バレンタイン・デーの話題も書きませんよ、わたし。

なんだあんなもの。ちっとも楽しくなんかないです。

私はもう高校生の頃に早くもそういう心境に達してましたから、バレンタイン期待ナシ派のベテランですよ、ええ。

まったくもらったチョコを入れるための紙袋なんかぜんぜん必要なかったじゃないかよ・・・持ってかなきゃよかったよ・・・ったく・・・

そんなわけで、ぜんぜん別の話題をお送り致します。

えー、よく「枕が変わると眠れない」なんてことを申しまして、人間の睡眠にとって枕というものはとても大切なもののようです。

まあ本来これは自宅ではない場所、たとえばホテルとか旅館とか駅のベンチとかそんな所ではなかなか寝付けない、ということを言っているのでしょうけど、実際枕が合わないと良く眠れなかったりします。

特に私なんか普段から眠りが浅いようで、毎晩夢をたくさん見ます。地方の映画館みたいに3本立てなんてざらにあります。
しかも夢の内容はその日体験した事などが中心になっておりまして、寝る前に見たテレビや映画のシーンがそのまま出てきたりすることも多いのです。

こうした現象(精神構造?)は良い面と悪い面がありまして、悪い面としましては、実生活で問題などが発生している時はそれをそのまま夢の中であれこれ考えてしまい、とても疲れてしまうということがあります。

また良い面としましては、かなりの高確率で「見たい夢」が見られるということがあります。
これは中学1年の時に習得したものなのですが、眠りに落ちるその瞬間まで「その事」を考えていると、ちゃんと夢に「その事」が出て来るというものです。

ことの発端はアグネス・チャンでした。

私は日曜のお昼にやっていた「TVジョッキー」という番組で初めてアグネス・チャンを見てすぐにファンになってしまいました。しかもその時彼女は、その番組が日本で初めてのテレビ出演と言っておりましたので、日本に於けるアグネス・チャン・ファン(なんか言いづらいな)としてはわりと早い方だったと思います。たぶん100番以内・・・いや、1000番台かな?いやいや1万番以降だろうか・・・

まあ順番とかそんなのはどうでもいいのです。重要なのは私がアグネス・チャンを好きになったという事実なのです。

私はさっそく雑誌に掲載されたアグネス・チャンの写真を切り抜き、定期入れ(定期券は持ってませんでしたが)に入れ、常に持ち歩くばかりでなく寝る時もパジャマの胸ポケットに入れたりなんかして、アグネス・チャンを思いながら眠りについたのです。

そんなことをし始めてしばらくすると、なんとアグネス・チャンが夢の中に出て来たではありませんか。
夢の中でアグネス・チャンと私は、実在する駐在所の前の道で出会いました。道の片側は田んぼです。
できればもっと爽やかな草原などで出会い、居眠りしたのねあ~なたぁ~と歌って欲しいところ(その時点ではその歌はまだありませんでしたが、歌まで夢に出てきたら私は「松本隆」になっていたでしょう)だったのですが、なあに、アグネス・チャンと一緒なら田んぼの前だろうと肥溜の横だろうと構いません。愛に国境はなく、そして舞台設定も必要ないのです。

とまあそんなことがあってから、「見たい夢を見る」という精度は次第に高まって行ったのですが、生きるということはそれなりに大変なことも多いもので、見たい夢を念じる以前にもっぱらそういう問題が私の前に立ちはだかり、どちらかというとうなされるような夢が多いのであります。

ありゃ?

枕の話からずいぶん遠ざかってしまったぞ・・・

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

落語では本題に入る前の導入部を「まくら」なんて言いますが、今回はまだまだ枕の話が続きます。

えー、とにかくあまり熟睡できない私なのですが、先日ようやく「もしかしたら枕を変えると眠れるようになるかしらん?」ということに思い至り、さっそくホームセンターに行って枕を買って参りました。

本当なら枕専門店のようなところに行って、プロの指導員に頭部や首などを測定してもらい、私の体形にぴったりあった枕を買いたいところなのですが、いかんせん地方都市なのでそんな専門店はなく、あるのは大きな駐車場のあるホームセンターくらいですので、そこでちょっと見てみたのです。

でも見たってわかるもんじゃありません、なんせ枕ですから。

できればその場に横になって実際に枕を使ってみたいところですが、ホームセンターではそんなサービスはないようです。それどころか枕をビニール袋から出すのだって許されないのです。

そこで私はいくつかの枕を手に取り、頬にあて首をかしげてみたりしたのですがさっぱり善し悪しがわからず、さらに首をかしげてしまうのでした。

で、どーしよーかなーと迷ってしまったわけですが、枕の値段を見たら、あーた、たったの780円だったのですよ。これなら使ってみてダメでいいやと、もう速攻「買い」となりました。

さて、枕を使ってみた結果がどうだったかといいますと・・・

まあ、あんまし変わんないかな、でした。

ただそれまで使っていた私の枕というのは、25年間も使い続けているソバがら100%のもので、時にその枕に涙を流し、時に粘っこいヨダレを流し、時に花粉症の鼻水を流したという、そりゃあもうヨロコビもカナシミも幾年月、お~いらみぃ~さきのぉ~、とぉ~だいもぉ~りぃ~よぉ~といった感じで長年連れ添ってきた仲だったのであります。

ですから、もういつ捨てたっていいのです。

なんせ枕カバーを外すと、もともとは白かった木綿の枕の至る所に茶色いシミ、ソバカス、フキデモノなどが散見され、使ってる本人が見てもなんだかちょっとばっちいなあと思えるほどだったのです。

それに中身のソバがらもだいぶくたびれているようで、初めの頃の通気性がなく、そればかりかすっぽりと私の頭を包み込み、頭皮の血流を止めてしまうこともあるようで、たまに夜中に目を覚ますと頭の表面の感覚がなくなってるなんてことがあるのです。あゝ、おそろしや・・・

そんなわけで25年物のソバがら枕は780円のものに取り換えられたわけですが、困ったのがソバがら枕の処分です。
だって大きさが長さ約70cm、幅約40cm、厚み約20cmほどもあり、重量も結構あるのです。素材からすれば可燃物のゴミの日に出しても差し支えないようですが、持ってくのも重いですし、長年愛用したものをそのままの姿でゴミに出すというのも気が重いです。

そこで考え付いたのが「ソバがらを庭に撒く」というものでした。

本来自然素材のソバがらです。きっと庭の土とすぐに仲良くなり、土壌は肥え、明日の豊かな実りも約束してくれそうではありませんか。

思いつくとすぐに行動に移すのが私の長所であり欠点なのですが、その時もすぐに庭に飛び出すや、枕の生地をびりびりと引き裂きました。
25年の風雨(涙やヨダレの)にさらされた木綿の生地は思いがけないほどもろく簡単に引き裂かれて行き、中から25年ぶりに姿を現したソバがらたちが降り注ぐ陽光に照らされながら庭の土の上にさらさらと落ちて行きました。

しかし意外だったのはその量の多さです。
なんだか枕の状態に収まっていた時よりも多い感じがするのです。
庭に出現したソバがらの小山が予想以上に大きく見え、私は少々たじろいでしまいました。
そしてそのソバがらが、自分のこの25年間の苦悩のすべてを知っている脳みそのようにも思えて来て、こんなものを人に見られてはマズイぞと、一生懸命足で平らにならしていったのですが、いやあ延びる延びる、見る見る間に小さなスペースはソバがらの赤茶色で埋め尽くされ、なんだか季節はずれの紅葉の風景みたいになってしまったのであります。

はたしてソバがらたちは、すぐにやって来るであろう春一番に吹き飛ばされることなく、素直に土へと返ってくれるでしょうか。25年来の友人として、そこのところがちょっと気がかりな今日この頃なのであります。

といったところで今週はおしまいです。

みなさんも睡眠はよぉ~く取って、インフルエンザに負けない体力を蓄えましょう。

私は今夜、バレンタイン・デーのチョコのことでも考えながら眠りにつくことに致します。

それではまた来週まで、

ごきげんよう!

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