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インド:お祭りは楽しい・・・はずのもの・インドに於ける爆弾テロ

         
  • 公開日:2007年11月8日
  • 最終更新日:2022年6月27日

インドでもっとも盛大なお祭「ディワリ」が、今年も11月9日に開催されます。
ディワリはヒンドゥー教のラクシュミという女神のお祭で、別名「光の祭」とも言われ、家々ではたくさんのキャンドルが灯されたりします。
また夜ともなりますと、街中だというのにあたり構わず花火を打ち上げたりして、たいへん賑やかなのであります。

さて、この写真なのですが、これはディワリの写真ではありません。実はちょうど二年前のディワリの時期に、ニューデリー市内の人々で賑わう2個所のバザールとバスターミナルで同時多発爆弾テロが発生しました。
爆弾はかなり強力なもので、総勢60名以上の尊い命が犠牲になってしまったのです。

爆弾テロが発生した2個所のバザールは、私もよく訪れる場所でした。
そしてそのひとつが、ニューデリー駅からほど近いサブジ(野菜)マーケットという場所だったのです。

上の写真は爆弾テロ発生から1ヶ月ほど経過した頃の現場なのですが、シーク教のお祭に際して犠牲者にお祈りを捧げるために、爆発現場にピンクの花びらが敷き詰められています。しかしその脇からはまだ黒く焼け焦げたままの地面も見え、爆発の恐怖をしっかりと伝えていました。こうした卑劣な爆弾テロは、人のたくさん集まるところを狙います。
そしてその標的のひとつになってしまったのが、ここサブジマーケットなのですが、事件発生当事はディワリの買い物客でいつにもまして混雑していたようです。

サブジマーケットは、安宿もたくさんあるメインバザールという通りのほぼ中央に位置していて、日本人を含めた各国の旅行者もたくさん滞在する地域です。
またその名の通り、このような露店の八百屋などが立ち並ぶ庶民の台所であり、そしてなによりこの周辺にはごく普通の人々がたくさん暮らしているのです。そんな罪のない市民を巻き込むテロ行為は決して許されるものではなく、また誰からも支持されるはずもない無意味な犯罪であるということに犯人が気付き、今後同様の惨劇が繰り返されないことを切に祈るばかりなのであります。

めでたいはずのディワリ祭に水を差すような内容になってしまいましたが、この時期にインドに行かれる方、またお住まいの方はくれぐれもご注意なさって、楽しいディワリをお過ごし下さい。

インドのマフラー