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2009年1月9日:パインズクラブ通信 第340号

         
  • 公開日:2022年8月17日
  • 最終更新日:2022年8月21日

暦の上では・・・

早くも今日は9日、すでに松飾りは外れ、七草粥も食べてしまい、元旦なんざあはるか遠い過去となってしまいました。

と言うことで、大変遅くなってしまいましたが・・・

みなさま

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

えー、とにかく未曾有の大不況の中でのスタートとなってしまった2009年でありますが、せめて気持ちだけは明るく持ちたいものと、本年もこのメルマガは相変わらずの内容でお届けさせて頂きますので、どうぞまた一年お付き合い頂ければと思います。

さて、私のこのお正月の過ごし方はってえますと、事前に予定していた通り、自宅からほとんど出ずに過ごしました。

行ったところと言えば一日に地元の神社、二日にスーパー、三日にやはり近所にある神社と、まあだいたい半径2~3kmのお出かけに留まり、あとは飲んだり食べたりテレビを見たりと、それはそれは静かなお正月を過ごしたのであります。

しかしなんですね、最近はまたお笑いブームとかで、芸人さんがネタを披露する番組なんてのを普段からちょいちょいテレビでやっておりますので、いつもならすごく楽しみにしている新年恒例のお笑い番組に、あまり魅力を感じなくなってしまいました。

で、前回のメルマガにも書きましたが、テレビはもっぱらスポーツ観戦となりました。

それで初日は実業団のニューイヤー駅伝なるものをほろ酔い気分で眺めていたのでありますが、さっそくやってましたね、バイク中継車の勝手な推測に基づく実況放送。

「こちらバイク中継車です!今順位に変動が出そうです!

 後ろから迫って来たランナーが・・・

 今、前を走るランナーを・・・

 抜いて行きます!」

なんて興奮気味に実況したのはいいのですが、その時前を走っていたランナーが意外なほどのがんばりを見せ、後ろから来たランナーに対して胸一つのリードを保ったまま、つまりは「抜かれない」状態での並走となってしまったのです。

でもって件のアナウンサーは、すでに「抜いて行きます!」なんて断言しちゃいましたので、そのあとの言葉が出なくなってしまいました。

そしてテレビの前の私は、

「よしいいぞ! そのまま抜かされるんじゃあないぞ!」

と、前のランナーを応援したのは言うまでもありません。

中継のアナウンサーくん、盛り上げようとする気持ちや、少しでも目立ちたいという功名心もまあいいんだけど、あくまでも実況は事実を伝えるようにして下さい。

いくらマラソン中継でも、先走っちゃあいけないのです。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

そんなわけでテレビばっか見ていたお正月だったのですが、実は私が新春のテレビ番組の中で一番楽しみにしていたのは「刑事コロンボ」だったのです。この3日からNHKのハイビジョン放送で、毎週土曜日の夜計68話がノーカットで順次放送されて行くということなのです。

ご存じ「刑事コロンボ」のシリーズはかなり古い作品で、日本の初放送は私が中学生の時でした。放映していたのは当時もNHKで、今回の放送と同じく土曜日の夜だったと記憶しております。

とにかく私は一目見て刑事コロンボに魅了されてしまい、放送時に流れるあの口笛を吹いているようなテーマ曲が「♪ぴょ~ぴょ~ぴょ、ぴょ~ぴょ~ぴょ、ぴょ~ぴょ~ぴょ、ぴょぉ~」と流れて来るのを聞いただけで、そりゃあもう全身が総毛立ちぞくぞくしたものです。

なけなしのお小遣いで、そのテーマ曲のレコードも買いました。
ジャケットに印刷されていた刑事コロンボの写真を見ながら、何度もテーマ曲をかけては、頭の中で刑事コロンボの名シーンを蘇らせたものです。今思うと、なんだかちょっとアブナイ感じもしますが・・・

それから刑事コロンボの放送をカセットテープに録音したりもしました。
まあできることならビデオに録画したかったのですが、当時ビデオデッキなんてものはまだ出始めで価格も高く(確か27万円くらいだったでしょうか)、とても中学生に、いえ、我が家の全財産を持ってしても買えるような代物ではなかったのです。

なのでカセットテープで音だけ録るわけですが、当時はカセットテープだって結構高かったのです。とても自分のお小遣いだけでは毎週新しいテープを用意することができず、しかたなく親にお金をもらおうとするのですが、「カセットテープを何に使うんだ?」という質問に「刑事コロンボを録音する」などとは言えず、毎度シドロモドロになりながらなんとか口実を作っていたのであります。

そうした苦労の末、放送時間に合わせた90分テープを用意して本番を待つのですが、90分テープというのは片面45分なわけですよ。でもって当時のカセットテープレコーダーはオートリバース機能なんかありませんでしたので、どうしても放送の途中でカセットをひっくり返さなきゃならないのです。しかもNHKですからCMというものがありませんので、どこかのシーンを犠牲にしなければならないのであります。なのでその動作をいかにすばやく行うかがカギとなるのです。

ええ、そりゃあもう何度も練習しました。

録音の状態から停止ボタンを押すやいなやイジェクトボタンを押し、フタが開くのももどかしくカセットを取り出しつつ反転させ再び納めてフタを閉じ、赤い録音ボタンと再生ボタンをダブルで押し込む!

その間約2秒、カセット界のシェーンと言っても過言ではないくらいの腕にまで上達しました。

しかしそこまでの努力を重ねてもやはり本番は緊張するものです。
特に放送も40分を経過したあたりから、カセットを裏返すタイミングをうかがい始めなければなりません。なにしろシェーン並みの早業とは言え、多少なりとも録音が途切れてしまうわけです。その間にコロンボお得意の「ウチのカミさんがね」なんて名ゼリフが流れてしまった日にゃあ残念過ぎて気が狂ってしまうかもしれないのです。

なのでその時間帯は指をカセットレコーダーのボタンにかけ、五感全体で画面の動きとシーンの変化を追い、来るべきカセット反転の好機を掴み取ろうと必死です。もうストーリーなんてわかりません。そんなのどうだっていいのです。なんだそんなの、ぜんぜん関係ないぞ!今必要なのはカセットのスムーズな反転ということだけなのだ!

そんな風にしてまた私の「刑事コロンボ音だけコレクション」が一本追加されるわけなのですが、でもよく考えてみたら録音したのは日本語吹き替え版の音声のみなわけで、それって元々のアメリカ製テレビドラマ「刑事コロンボ」からしたら、ほとんど原形を留めていないものってことになるんですよねえ・・・

こう見て来ると中学生時代の私って、しょぼいなあ~

あまりにもしょぼ過ぎちゃうので、カセットテープを録音した後、それを元にさらにノートにセリフを書き写していたなんてことは、口が裂けても言えないのであります。

あゝ!そんな刑事コロンボがまた毎週見られるのかあ!楽しみだなあ!

さて、それでは次の放送分のカセットを買いに行かなきゃね。

おかあちゃ~ん、カセット買いたいんだけどお金ちょうだ~い!

うん・・・基礎英語を録音するんだよ・・・ホントだってばぁ・・・

と言ったところで今回のメルマガはおしましです。

不景気ではありますが、みなさんどうぞ笑って一年をお過ごし下さい。

えっ?

こんなメルマガじゃあ笑えない・・・

それではもう一度修行を積んで出直しますので、また来週このメルマガでお会いしましょう!

ごきげんよう!

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