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門前の市は赤く染まっていた:アンバジー

         
  • 公開日:2010年7月21日
  • 最終更新日:2022年6月3日

マウント・アブーからアーマダバードへ行くバスは、途中の「Ambaji(アンバジー)」という街で休憩を取りました。

とりあえず私もバスから降りて、ぐいっと手足を伸ばしておりますと、前の席に座っていたおっさんが「すぐそこに大きな寺院があるから見て来るといい」と教えてくれ、行ってみたのがこの寺院です。

この寺院の名前は街の名前そのままの「AMBAJI TEMPLE(アンバジー寺院)」というのですが、でもそれは本当は逆で、街の名前の方がこの寺院からつけられたのかもしれません。
なにしろこの寺院に祀られているのが「Arasuri Ambaji」という女神だということなのです。
そしてそれはまたドゥルガー女神でもあるらしいのですが、とにかくヒンドゥー教の神様は数が多いばかりでなく、それぞれが別名や化身をたくさんもっているために、私にはなにがなんだかよく理解(そして記憶も)できません。

それでもバスがここに立ち寄ったというのも何かの縁です。寺院の前にいた係の人もしきりに「入れ入れ」というので、本来ならちゃんと中に入ってみるべきなのでしょうが、なにしろバスがいつ出発してしまうかわからないので、今回は門の入口から中の写真を撮るだけにしておきました。バスで一緒のおっさんの話では「ここはグジャラートで一番有名な寺院で、毎日25万人もの人が参拝に訪れる」とのことなのですが、う~ん、それはどうでしょう。さすがにそこまではいないのではないかと思うのですが・・・

でも寺院の外壁に設置された水道では熱心な信者が水を汲んでいたり、門前にはたくさんのお店が軒を連ねて市を成していますので、相当な数の人が来るということは事実のようです。

と、そんな門前市を眺めておりましたら、なにやら赤い粉を山盛りにしたお店がやたらと目に付くのです。なんだろう?と近づいてみると、赤い粉はプラスチックの容器やビニール袋に小分けにされて売られています。

それを見て私は、そういえば長野の善光寺の門前で七味唐辛子が売られていたっけなあというのを思い出し、ほうほうさすが辛いもの好きのインド人、アンバジー寺院詣でのお土産は唐辛子と相場が決まっているのだな、などとひとり合点していたのであります。でもやっぱりちょっと不安があったので、またまたバスで一緒のおっさんに確認してみましたら、あ~らやだぁ~、おっさんは笑いながら「これは唐辛子じゃなくて額に付ける印(ティラク)の粉だ」と言うじゃああ~りませんか。

あ~、確認してよかった。
もうちょっとで「インドの門前で唐辛子市場を見た!」なんてことを書いてしまうところでした。

まっ、すでに似たような思い違いや勘違いで書いてしまった記事もあるかもしれませんけどね。

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真鍮製のアンティーク弁当箱