これは井戸から水を汲み上げるポンプです。インドでは田舎の村のみならず、大きな街の道端などでも、こうした井戸ポンプをよく見かけます。そんなポンプの周りに人が集まり、誰かが押すポンプの動きに合わせてほとばしり出る水を、別の誰かがバケツに溜め、また体に浴びている光景などを目にしますと、水というものが人の生活(と言うか、生きてゆくために)いかに必要不可欠であるかという、実にまあなんとも当り前のことを改めて視覚的に認識させてくれるのであります。
でも実は、教訓はそれだけではないのです。
このポンプ、ご覧のようにハンドルと水の出る蛇口とが完全に反対の方向を向いております。
なのでひとりでは水浴びができないということなのです。
誰かにポンプを押してもらわなければならないのです。
つまりこの井戸ポンプは、「人はひとりでは生きてはゆけないのだよ。みんな助け合って仲良く暮らしなさいよ」ということをも教えてくれているのです!
あっ、待てよ・・・
バケツに水を汲んで水浴びすればいいんじゃん・・・
でもとにかく、水は大切にしましょう!
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