ここは「Anup Mahal」(英訳で「Privy Council Room」、さらにそれの邦訳で「枢密院の部屋」)と呼ばれる場所です。壁は金や鏡などで飾られ、全体的にキンキラ趣味の部屋になっています。
かつてマハラジャはここに側近たちを集め、国政や国防に関わる重要な会議などを開いていたのでしょう。
さてお次はブランコです。ブランコというものは、昔の中国でも宮廷女官たちの遊びであったようですが、インドの宮廷絵画の中にもブランコが描かれていたりしますので、マハラジャたちも結構好んで遊んでいたようです。
この写真は一人用の椅子タイプのものですが、ソファーが吊るされ二人(恋人同士がベスト)でゆらゆら揺れることができるものもあります。
またそうしたブランコは、部屋の天井から吊るされていたりするのですが、この写真のものは専用スタンドで吊るされたもので、比較的移動がし易そうです。
もしかしたらマハラジャはその時の気分で、このブランコを広い宮殿内のあちこちに移動させたのかもしれません。
いずれにせよ私たち庶民は残念ながらこのブランコには乗れませんので、ブラブラと先に進みましょう。
*すべて2007年3月時点の情報です。
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