子どもの頃駅弁売りの声を真似て、「え～、おせんにキャラメル～、お弁当にお茶はいかがですかぁ～」なんてのを意味もなくやってましたが、長い汽車旅での車内（駅）販売というのは楽しみのひとつです。はい、インドの列車でもいろいろ売りにやって来ます。
これはそんな車内販売のひとつトマトスープです。
ステンレス製の大きな筒型容器から紙コップにスープをドボドボ注ぎ、大きめのクルトンを投入して10ルピー（約20円）です。 味は濃い目・・・というか、かなりしょっぱかったです。
だいたいこの時私は本当は甘いチャイが飲みたかったのです。なにしろ列車に乗る前にかなり辛いフライドライスを食べましたので、舌と胃を甘いチャイで癒そうと思っていたのです。 それがあーた、チャイ屋と同じステンレス容器を持って移動して来たおっさんに、よく確認もしないで「一杯くれ！」と言って渡されたのがこれですよ、これ。
フライドライスの辛さに少々シビレ気味だった舌に、このしょっぱさはきつかったです。それに喉も渇いていましたし・・・
やはりインドでは何事も「念には念」ですね。
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