暦の上では・・・
9月になりました。
あの暑い暑い夏もついに終り、季節は秋へと移り変わって行きます。
まあ秋って季節はいろいろな形容詞が付けられますが、そんな中のひとつ「スポーツの秋」なわけで、私もここしばらくサボっていた朝のウォーキングを再開したのでありますが、先日は途中で雨に降られましてびしょびしょになってしまいました。
まあどうせTシャツにジャージといういでたちですし、荷物もなーんにも持っていませんでしたので、雨に濡れるくらいへっちゃらと思っていたのですが、雨に濡れたTシャツが、出っ張った腹にぴったりと張り付いてしまい、あらまあ朝からなんちゅうサービス満点のセクシーショットなんでしょう。
そんなわけ時折Tシャツをつまんでは腹から引き離しながら歩いていたのでございますが、ふと西の空を見ますれば、あ~ら大きな虹!
そりゃあもう完璧な半円弧を描く虹が、右から左に・・・いや、左から右かな? それとも中央から両サイドにかな?
まあとにかくくっきりとその姿を現していたのであります。
しかもその虹の外側にも、同じように完璧な半円弧の虹がうっすらとかかり、なんとダブルの虹の競演じゃあありませんか。
ニジの上にニジで、二つあわせてヨジとでも言うのでしょうか、わたしゃあんなの初めて見ましたね、ええ。
雨でずぶ濡れになってしまいましたが、その代わりこんなきれいな光景が見られたなんて、実にラッキーです。
そんな虹を眺めながら歩いていると、ふと子どもの頃に聞いたこんな話を思い出しました。
「虹のふもとには宝物が埋まっているんだよ」
おお、そうだったそうだった、虹のふもとを掘ると宝物が出て来るんだった。
と、あらためて虹を見ますれば、くっきり見える虹の根元は、大きなパチンコ屋さんに突き刺さるように地上に延びていました。
そうか、宝はあそこにあるのか・・・
普段はパチンコをしない私でしたが、このときばかりはパチンコをしてみようかな~なんて思ってしまったのであります。
「パチンコは球技だ」と言う人もいますので、そんなスポーツの秋を満喫するのもいいかもしれませんね。
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さて、お陰さまで先週は夏休みを頂き、たっぷりと夏を満喫させて頂きました。
とは言え、すでに8月も最終週でしたので、夏とは言えど早くも秋の気配が・・・なんてことはぜんぜんなく、まだまだ夏真っ盛りでした。
なぜなら私は、生意気にも沖縄に行っていたのであります。
いやなに、実は飛行機のマイルってのが溜まりまして、それで国内の航空券がタダでもらえたのでありますよ。
ここでマイルをあまりご存知でない方にご説明申し上げますと、これは飛行機に乗った距離に応じてポイントが溜まり、所定のポイント数で航空券と引換ができたりするサービスなのです。正確にはマイレージサービス(プログラム)なんて言い方もします。
で、私はインドによく行きますので、その往復のマイルが溜まって、この度の沖縄旅行と相成ったわけであります。めでたしめでたし。
しかしですね、普段私が利用する航空会社と言えばエア・インディアです。
なのでマイルを溜めるのはエア・インディアとなり、じゃあどうやってエア・インディアで沖縄に行ったのさ?途中でパラシュートで飛び降りたのかい?という疑問をお持ちになる方もおいでかと思いますので、この件もちょいとご説明させて頂きます。
実はマイルはエア・インディアで溜めておらず、ルフトハンザで溜めているのです。
ではなぜルフトハンザなのかと言いますと、ルフトハンザはエア・インディア利用分のマイルを溜めることができ、尚且つそのマイルを全日空で使うことができるのです。
つまり「エア・インディア→ルフトハンザ→全日空」という図式になります。
できればこんなまだるっこしいことなんかせずに、いきなり全日空でマイルを溜められるといいのですが、未だ日印の溝は深く(?)それはできないのです。
で、先ほどの「エア・インディア→ルフトハンザ→全日空」の図式にのっとってチケット入手をすることになるのですが、それがあーた、ここで少々問題があるのです。
それはチケット入手に必要なマイル数なのですが、全日空でマイルを溜めている人は15,000マイルでチケットがもらえるのに対して、ルフトハンザの人たちは25,000マイルも必要になるのです。もうママ子扱いなのです。
でもまあ私の場合は全日空からしたらママ子どころか、もう「どこか知らない家の子」みたいな感じでありますので、乗せてもらえるだけでもありがたいのです。なにしろこの方法を知らなかった頃(ほんの3年前)までは、マイルなんて溜めずに全部捨てていたのですから。
えー、なんだかマイルの話が長くなってしまいましたが、とにかく航空券が貰えることになり、そいつは国内ならどこでも往復可というものですので、貧乏人としてはこの機会になるたけ遠くに行きたいわけで、となるとやはり北海道か沖縄になるわけですね。
う~ん・・・どちらも捨てがたいなあ・・・
なんて、しばらく贅沢な悩み方をしておりましたが、北海道は行ったことがあるけど沖縄はまだ行ったことがないという理由で沖縄に決定致しました。
とまあそんなわけで夏休みの初日、私は意気揚々と羽田空港に行ったのですが、搭乗の手続きがわからずしばし呆然としてしまいました。
実は私、国内線にほとんど乗ったことがなく、一番最近で10年ほど前にツアーで乗ったくらいなのです。
なので自分で搭乗手続きをするなんて、実に17年ぶりくらいだったのです。
そんな私を誰が責められるでしょうか。
私は自分の乗る便の受付カウンターを探したのですが、どこにもその便名を掲げたカウンターが見当たりません。
しかも私はちゃんとした航空券というものを持っておらず、ルフトハンザの人に言われるままに自分でプリントアウトした紙しか持っていませんでした。
そんな紙切れで本当に飛行機に乗せてもらえるのかすっごく心配だったのですが、ルフトハンザの人は「当日カウンターでそれを見せれば大丈夫です」なんて軽く他人事のように言うもので、もう騙されたつもりで「もし飛行機に乗れなかったらどこか近くの温泉にでも行くしかないな・・・」となかば本気で考えていたくらいなのです。
とにかくカウンターが見つからないので、全日空の案内カウンターに行き、少し哀れっぽい表情をしながらプリントアウトした紙を見せ、「あのお、これどこで手続きしたらいいのでしょうか?」と聞いてみました。
すると全日空のおねえさんは、「あらやだ、あんたこんな紙切れで飛行機に乗れると本気で思ってんの?あんたキツネかタヌキに化かされたのよ。あはははは!」なんてことは言わず、「はい、こちらのカウンターでお手続き致します」と言ってくれたのであります。
全日空ばんざい!おねーさんばんざい!
これは帰りの空港で知ったのですが、国内線はどの便も同じカウンターで手続きできるんですね。とても勉強になりました。
あれ? 今回は軽く沖縄の感想を書くだけのつもりだったのに、飛行機に乗るまでがやけに長くなってしまいました。
では、お話しを飛行機より早く沖縄に飛ばします。
いやあ、沖縄は想像以上によかったです。
タダの航空券で行き、泊まったのも安いビジネスホテルだったのですが、何もかもがよかったです。
あー、そうそう、泊まったビジネスホテルはバイキング形式の朝食が付いていたのですが、これがすっごくよかったです。
だってあーた、ハンバーグとメンチカツが同時に出るんですよ。信じられます?いったい朝から何杯ご飯を食べればいいのですか。もっと若い頃ならこのおかずなら5杯は軽く行きましたね。すごい豪華な朝食でした。あー、またあのメンチカツ食べたいなあ~
おっと、もちろんメンチカツ以外のちゃんとした沖縄料理もおいしかったですよ。
あー、そうこうしているうちに時間がなくなってしまいました。
いつも余計な話が長すぎるんだよなあ~
もしかしたら来週も沖縄の話を書いてしまうかもしれません。
それでは、今週はこの辺で失礼致します。
また来週!