暦の上では・・・
あ～あ、今年もついにあと一ヶ月になってしまいました。
年初に誓った今年の目標は今いずこ、なんだかやり残したこと、達成できなかったことが山積だなあ・・・
まあ、過ぎてしまったことはもうどーしょもありませんので、なるたけ前向きに行きたいと思います。
なあに、あと一ヶ月もすればまた新しい目標を掲げることができるわけですから、くよくよしてるヒマはないってもんです、ははっ！
さて、先ごろあのレストランの格付けで有名なミシュランの「東京版」が出版され、マスコミで（一般の人はどうだか知りませんが）話題になっておりましたが、あの星って三つが最高位なんですね。知りませんでした。
なにしろ私は食通ではありませんので、レストランの格付けにもまったく興味がないと言うか縁がないと言うかお金がないと言うか・・・とにかく先日まで知らなかったのです。
私はああした星のランクは五つが最高だと思っていたのです。
だってホテルとかは「ファイブスターホテルに宿泊！」なんて文字を、旅行パンフとかで見かけるものですから、レストランもそうだと思ってたのであります。
なのでテレビのニュースで、「東京の小さなお寿司屋さんに三ツ星評価！」ってのを見てもですよ、「あっ、私がよく泊まるホテルとおんなじレベルなんだ」と思ってたわけですよ、ねっ。
したら、
違うんだな、これが。
なんでもミシュランのレストラン評価で三ツ星は最高ランクで、その評価の基準は「卓越した料理を供する。それを味わうために訪れる事自体が旅の目的になり得る」ってえじゃありませんか。
その点私が泊まるインドの三ツ星ホテルはぜんぜん違うわけですよ。
あえてインドの三ツ星ホテルを私が評価すると、「寝ることを主な目的とし滞在自体の快適さを求めない。バスタブはあるが栓がない。お湯は出るが途中でぬるくなる。エアコンはあるが酷暑季は室温が35度から下がらない。朝食は付くがトーストがすっぱいことがある。チェックインしてから冷蔵庫をどこからか運んで来る。従業員は親切だが親切すぎてなかなか部屋から出て行かない。荷物を預かってくれるが爆弾と間違えて破壊されることがある。ゴキブリはいるがムカデもいる。トイレットペーパーは芯が太くて巻数が少ない。ある日部屋に戻ったらエアコンが持ち去られていた。トイレで水を流そうとしたらレバーが取れちゃったよ。それよかずいぶん前に頼んだルームサービス早く持って来いよ！おら！」
えーと・・・
なんだか評価と言うより文句になってしまいました。
＊このメルマガの後半へ続く
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＊このメルマガの前半からの続きです。
私のお店も楽天のレビューとかで評価されるわけですが、お客様から頂く評価というものはとても参考になり、どのご意見もありがたく拝聴しております。誠にありがとうございます。
でもってそんな私も消費者の立場になりますと、そうした評価やクチコミ情報なんての判断材料にして、商品を注文したりホテルを予約したりします。
そして実際に商品を手にしたり、ホテルでのサービスを受けたりして、またあらためて評価やクチコミを読み直しますと、「へえー、人によってこんなに感じ方が違うんだなあ」ということにあらためて驚かされたりするのです。
たとえば夏に行った沖縄で（よほど嬉しかったのか何度も「沖縄に行った」と吹聴しておりますが）泊まったホテルは、私にとっては値段から見ての部屋の大きさやサービスは満足でしたし、駅からのアクセスも大きな看板が見えて分かりやすかったのですが、クチコミ情報を見ますと「部屋が狭い」とか「フロントの対応に柔軟性がない」とか「駅からの道順がわかりづらかった」とかいうものも目に付き、正直「あれ？」と思いました。
まあ何かを評価するということは、人それぞれ感じ方も違いますし、同じ人でもそのタイミングや状況などによって感じ方が違うこともあるかと思いますので、なかなか難しいものかと思います。
なのでミシュランの良い評価を受けたお店はもちろんすばらしいのですが、そこまでの評価をもらえなかったお店や、そもそも調査対象にならなかったお店にも名店やうまい店は当然あるはずなのです。
なので当店もレビューで星をひとつしかもらえなくてもいい・・・
えっ？
ミシュランの星はひとつでも付けばすごいことだけど、楽天レビューの星ひとつはダメ店舗という評価ですって？ まあ、そうなの？ やだわ・・・
やはり商売をやる以上は、常に高い評価を頂ける様にしなければいけません。
がんばります！
えー、今回ははからずも仕事に対する意欲なんてものを表明してしまいましたが、なにもこの年末にやることはなかったですかねえ。
まっ、思い立ったが吉日、来年の目標を前倒しってことで、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。（平成20年元旦用）
それでは、また来週まで、
ごきげんよう！
