暦の上では・・・
勤労感謝の日です。
勤労感謝の日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し合う」というものだそうですが、そんな祝日にも一生懸命働いている人がいるわけです。
なので今日はまず、そんな人たちに感謝してみたいと思います。
えー、電車やバスなど公共交通機関に携わるみなさん、警察や消防など生活を守ってくれているみなさん、医療現場で働くみなさん、それから、えーとえーと・・・いつでもお弁当を温めてくれるコンビニのみなさん、
いつもありがとうございます!
とまあ、勤労への感謝も無事済みましたので話は変わりますが、アサガオがついに咲かなくなりました。
正確にはまだ若干花はついているのですが、この2、3日でその数がぐっと少なくなり、いよいよ今年のアサガオも見納めとなるようです。
なにしろここ数日の朝の冷え込みといったらありません。
そりゃあ北海道や東北地方などにお住まいの方からすれば、「そんなのは寒いうちに入らん!」と言われる程度のものかもしれませんが、そこはそれ、やはりその土地の環境に慣れてしまっておりますので、それなりに寒く感じるわけです。夏に行った沖縄で聞いたところでは、「沖縄じゃあ気温が10度を切ったらみんな外出しなくなる」と言ってました。
あーそうそう、ちょっと話は逸れますが、沖縄って言えばですねえ、その夏に行った時にそれはもういたく沖縄が気に入ってしまいまして、「あー、この思い出を何かの形で残せておけたらなあ」って思ったわけですよ、あちらにいる時にね。
したらですねえ、そこらへんはちゃあ~んとお土産屋さんが心得ていてですよ、店先に小さなかわいいこれくらい・・・って言ってもわかんないか・・・えーと、そうですねえ、俵型のカニクリームコロッケくらいの大きさのパイナップルが売ってたんですね。
で、それって食べるためのものではなくて、観賞用なんですよ。
パイナップルの葉っぱの付いた頭の方だけを土に刺しておくと、そのまま育つというやつなんですけど、これならそのパイナップルを見るたびに沖縄を思い出せるじゃないですか。しかも値段がひとつ100円ということだったので、さっそく5個買ったわけです。
あー、いい買い物ができたなあと、そのパイナップルが5個入ったビニール袋をぶら下げて、商店街の奥の方へぶらぶら歩いて行ったのですよ。そしたら、なんと商店街の奥の方の店では、同じパイナップルがひとつ50円で売られていたのです。
当然「あー、しまった!」って思うわけですが、こういう場合は差額の50円X購入数=250円を損したと考えてはいけないのです。もう過ぎたことですので、そんなことをいつまでもくよくよ考えていては人生前に進めません。
そこで私はその50円のパイナップルを10個買いました。
こうするとパイナップルひとつあたりの単価は(100円X5個+50円X10個)÷15個=66.66円となり、少し損失が少なく感じるわけです。
でもそんな風に損失補てん策を講じたために、私のビニール袋には15個もの小さなパイナップルが集まってしまい、一躍パイナップル長者になってしまったのです。
さらに商店街を歩いていると、今度はお手軽栽培用のガジュマルの木というものを発見してしまいました。
これは親指ほどの太さのガジュマルの枝を数cmの長さに切ったもので、こいつを土に刺せば育つというものだったのです。
ええ、もちろん買いましたとも。
だって南の国を代表するようなフシギな木、ガジュマルですよ。これは買うしかないでしょう。
私はそんなガジュマルが3本入ったセットを2個、つまり6本のガジュマルを手に入れました。
これで私のビニール袋の中には15個のパイナップルと6本のガジュマルが入っていることになり、あとは家に帰って土に刺せば、我が家も沖縄みたいな雰囲気になるってわけです。
*このメルマガの後半へ続く
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ところが、お休みを取った後というのはいつもより忙しいのです。
いえ、決して言い訳なんかしませんけどね、いろいろまあやらなきゃならないことも多くてですよ、そのお・・・まあそのビニール袋は長いことそのまま放置されてしまったわけでありましてですね・・・気が付いたらパイナップルは黒くしなびていてですね、どう見てもすくすく育つといった雰囲気ではなくなっておりまして、ガジュマルの方もパックされたビニール袋の中で汗をかいておりまして、やはり全体的にしなびてしまっていて、切り口の所なんかは白くカビておりましたです、はい。
こうして我が家の沖縄化計画は見事に失敗してしまったわけですが、私ってもしかしたら園芸が向かないのかもしれません。アサガオもちゃんと世話してませんし・・・
あー、今度からはどれもこれも造花にしようかなあ。
そう言えば昔、プラスチック製の造花を「ホンコンフラワー」なんて言いましたが、これは香港がプラスチック製品の製造が盛んだったからでしょう。
同じ理由でプラスチック製のクリスマス・ツリーを「ホンコンツリー」なんて言います。
我が家も20年くらい前のツリーは、まさしくホンコンツリーでしたが、今のは同じくプラスチック主体の作り物とは言え、葉っぱのところがもっと本物っぽくわしゃわしゃしたものになりました。あれは何と言うツリーなのでしょうか?
とにかく今年もクリスマス・ツリーを出す季節になりましたが、あの人工のツリーは出したり仕舞ったりするたびに葉っぱのパーツが落ちてしまい、だんだん枝振りが寂しくなるものですから出すのが嫌になって来ます。
その点本物のモミの木なら年々成長しますので、次第に枝振りが豪勢になって行き、毎年クリスマスが待ち遠しくなると思うのです。
どこかに土に刺すだけで簡単に栽培できるモミの木の枝とか売ってませんか?
あー、モミの木育ててえ~
えーと・・・
まあ園芸はもう少し考えてから手を出すことにします。
しばらくは全部ホンコン物でいいや、うん。
それではみなさん、今回はこの辺で失礼致します。
良い連休をお過ごし下さい。
ごきげんよう!