これはライプールからアラハバードに向かうバスの車窓に見た看板です。
時刻は朝の7時半頃で、夜行バスで眠れぬ一夜を過ごした徹夜明けの私の目に、あくまでもさりげなく入り込んで来たのがこの看板でした。はて?何の看板なのでしょうか?
おおっ! 草むらでおっさんが尻を丸出しにしてしゃがんでいるじゃありませんか。なるほど、これは野グソをしている絵ですね。
う~ん、なんとも開放的で気持ちよさそうです。あまつさえ蝶々も遊んでいて、まるで極楽絵図のようです。しかし気になるのが、そんな極楽浄土で悟りの域に達しようとしているおっさんを、頭上から指し示す四つの手です。
ということで、これは「そんなところでうんこをしてはいけないよ」という啓発看板なのでしょう。字は読めませんが、たぶんそんなのです。
でも野グソがいけないのなら、どこでしたらいいのでしょう?コンビニでしょうか?
それとももっと人目のない森の奥でやんなさいよってことなのでしょうか。コブラが出て来そうで怖いと思うのですが・・・
とにかくうんこなんかぜんぜん珍しくないインドでも、こうした啓蒙活動があるのだなあと感心した看板だったのであります。
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