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2008年10月10日:パインズクラブ通信 第328号

         
  • 公開日:2022年8月17日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

体育の日です。

まあ昔は10月10日が体育の日だったわけですが、今では10月の第2月曜日ということになっておりまして、毎年ここで連休になるわけです。

そもそも体育の日は、東京オリンピックの開催を記念してできた祝日であるのですが、だったら大阪万博開催の日も祝日にしろよってことですよ。
でもって札幌オリンピックや沖縄海洋博、長野オリンピックや福岡よかトピアなんてのも祝日にしなさいよってことになりますし、筑波科学博や愛・地球博、さらにはユニバシアード神戸大会なんてのも祝日に・・・

休みだらけになっちゃいます、それじゃ。

そーじゃなくて、体育の日なので運動会の話をしようと思っていたのです。

たいていの人は小学生や中学生の頃、運動会というものを経験したことがあると思いますが、私は運動会が好きじゃありませんでした。
でも普通の授業はもっと嫌いでしたので、授業がつぶれるという理由で、しぶしぶ運動会を容認していたようなものだったのです。(もっとも私が容認しようがしまいが運動会は開催されるのですが)

では、いったい運動会の何が嫌なのかというと、運動会の日は校庭のトラックを囲むようにしてクラスの居場所が決められ、そこまで椅子を持って行くわけなのですが、それがね、教室からそこまで椅子を持って行くのがね、とても辛かったのです。
だって昔の椅子って全部木でできていて結構重かったのですよ。しかも私はやせっぽちで背が低く力がなかったものですから、それがかなりの重労働になり、それだけでもう疲れ果ててしまうのです。
なので椅子を運ぶ時に、背もたれのところを持って床をずるずる引きずるようにして移動しようとするのですが、それを先生に見つかると怒られてしまうのです。「ちゃんと椅子を持ち上げて運びなさい!」ってね。
もう腕の筋肉ぷるぷる状態で、そのあと綱引きなんてできませんよ。

それでもなんとか無事運動会が終わり、あー、やれやれと胸をなでおろしているところへ、今度は椅子を教室へ戻しなさいっていう命令が下るわけです。しかも今回は土で汚れた椅子の脚をきれいにしてからという課題が加わっているのです。きれいにしなさったって、総天然木の椅子の脚の裏に付いた土ってのはそうそうきれいにとれません。それどころか小石が木にめり込んでいるなんてこともあって、あーあ、初めから椅子なんて出さなきゃよかったのにい!と思った小学生時代の私だったのであります。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

とまあ、早い話が体が小さく運動能力で人に負ける公算が大きかったため、運動会自体があまり好きではなかったということで、椅子の出し入れはその消極的姿勢の表れということだったわけですが、実際運動会に関してはいい思い出はないですねえ。

まああえてひとつ挙げるとすれば、騎馬戦ではいつも上に乗る役になれたことでしょうか。
でもそんな時でさえ、まともに相手の騎馬と正面から対戦すると、腕の長さや握力の違いで簡単に負けてしまうので、ピストルの音がしてみな一斉にトキの声を挙げて突撃する中、いったん合戦場所から大きく距離を置き、戦況を冷静に眺めた末、よろよろと後ずさりして来る敵の背後に回り込み、えいや!とばかりに帽子をつかむや再び後退するという、なんとも卑怯千万なりぃ~なことをしていたのであります。あー、やだやだ。

でもあれから何十年かの月日が流れ、私の体はかなり肥大・・・いえ、立派に育ち、これならおそらく今運動会をしたら、椅子もどんどん運んじゃって、綱もぐいぐい引っ張っちゃって、騎馬戦なんて人一倍でかいトキの声を上げながら先駆けしちゃったことでありましょう。 馬の役でね。

しかしまあそんなことを言ったって、もう運動会なんてものは私には無縁なのであります。

あー、よかった。

さあ、スポーツの秋です。
家になんて閉じこもってないで、どんどん外に出かけましょう!

それではみなさん、今週はこの辺で失礼致します。

また来週まで、

ごきげんよう!

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