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2008年10月3日:パインズクラブ通信 第327号

         
  • 公開日:2022年8月17日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

ついに今年も二ケタの月、10月に突入致しました。
このところ気温もさらに下がって参りまして、私もつい先日、夜寝るときの格好を、Tシャツに短パンという夏のイデタチから、スウェットスーツの上下という冬支度に変更致しました。これでもういつ冬が来ても大丈夫です。まあ冬が来たところでこれ以上温かいネマキを持っておりませんので、どーにもならないのですが・・・

さて、このメルマガでも何度もお知らせしておりました、インド系イベントとしては国内最大級の「ナマステ・インディア2008」が、先週末の27日、28日の両日開催されました。

昨年は2日間とも雨に降られてしまい大変寒い思いをしたのですが、今年はそんな昨年のウラミを晴らすかのような絶好の行楽日和となり、会場はそれはもうあふれんばかりの熱気に包まれておりました。

お陰様で当店ブースにもたくさんのお客様がどんどんどんどん、どんどんどんどん、どんどんどんど・・・もうこんなもんでいいか・・・ご来店下さいまして、実に賑やかな2日間でした。

で、そんなお客様の中でも、普段から当店(楽天のお店ですね)をご利用頂いている方や、ご利用はないのですがメルマガを読んで頂いている方などからお声掛け頂いたりしますと、やはり嬉しいわけですよ、ええ。
でもってちょっと恥ずかしい気もするわけです。なんせ私、坊主頭にひげ面ですので、ネットでしか交流のなかった方と実際にお会いすると、「あー、ひげをきちんと剃ってぴっちりヨコわけの頭でお会いしたかったな。できればスーツにネクタイなんてのも着用しておけばよかったな。さらにたるんだお腹とほっぺたも引っ込ませ、立ち居振る舞いも優雅にして弁舌さわやか、頭脳明晰にして才色兼備、良妻賢母にして朝三暮四、職業だってこんな雑貨屋なんかじゃなくて銀行員とかだったりしたらよかったんじゃないのかなあ・・・・って、じゃあ誰だよおまえ?

とにかく、当日ご来店頂きました皆様に、心よりお礼を申し上げる次第であります。

本当にありがとうございました。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

そんなわけで天候にも恵まれ大盛況だった「ナマステ・インディア2008」なのですが、盛況過ぎてインド料理屋さんのブースはどこも長蛇の列ができておりました。
かく言う私のお店もかなりの混雑ぶりでしたので、交替で取るお昼休みもあまりゆっくりはしていられないわけで、カレーやタンドーリチキンが食べたいと思ってもあの列に並ぶのはなあ・・・ということで、私はイベント広場の入口付近にある常設の売店で何か買って食べることにしたのです。

売店の販売窓口の上にはメニュー板が掲げられていて、そこにはヤキソバやラーメン、フランクフルトといった見なれた食べ物が並んでいました。
あー、どれにしようかなあ・・・喉も渇いているからビールも飲みたいしなあ・・・そうするとラーメンってのはちょっとなあ・・・などと悩んでおりましたら、ふと私の目に「ナンドッグ」なる品目が飛び込んで参りました。さらによく見ると、その横には「ナンドッグ」の写真もありまして、それによるとどうもこれはインドのパンである「ナン」を細長くしたものに、ソーセージを乗っけたものであり、つまりホットドッグのパンをナンに換えたので「ナンドッグ」っつーらしいのですが、じゃあなんでパンを使ったものを「パンドッグ」って言わないのさ?あん?どーなのよ?という疑問や不満もあろーかと思いますが、まあまあみなさん落ち着いて落ち着いて・・・とにかく早く昼飯にしなくちゃいけないわけです。

私は売店の短い列に並び、ナンドックと缶ビール(350ml)を注文しました。

すると缶ビールはすぐにくれたのですが、ナンドッグは「できたらお呼びします」なんて言うのですよ。どうやらこれから生地を練って伸ばし、タンドール窯で焼くか、もしくは出来合いのものを電子レンジでチンするようなのです。

とにかくすぐにはもらえそうもないので、私は狭い販売窓口からちょっと離れ、そこで缶ビールをシュパッ!と開けるやグビグビと飲み始めたのですが、そのすぐ横には短いながらもお客さんの列ができており、後から並んで私が「ナンドッグ待ち」の客だという事情を知らないヒトが変な目でこちらをチラチラ見るわけですよ。なんか坊主頭でひげ面の変なオヤジがビール立ち飲みしてるよって思ってんでしょうね。あー、ヨコわけスーツで銀行にでも勤めておけばよかったなっ!

さて、ナンドッグはといいますと、これが意外と時間がかかっているようです。本当に電子レンジチン!じゃなくて窯で焼いてるのでしょうか?

空腹のためか待ち時間がとてつもなく長く感じ、気がつけば私のビールはすでに半分以上がなくなってしまっています。このままのペースで飲むとナンドッグを飲み物なしで食べなくてはならなくなってしまいます。
そこで私はビールを飲むのをやめ、缶を持った手をダラリと下に垂れて所在なくその場に立ち続けたのですが、その姿はビールをグビグビ飲んでいた時よりさらにアヤシク見えたのか、売店に並ぶ列は心なしか私のそばだけ若干向こう側へ凹んでいるように思えたのであります。

と、そんな状況を救ってくれたのが、「ナンドッグ」お待ちのお客様」という呼び声でした。

ほら見ろ、私は別に昼間っから酔っ払ってふらふらしている公園の住人とは違うのだぞ。ちゃんとほら、ナンドッグ注文した時のレシートだって持ってるんだぞ。ほれほれ!見れ見れ!

まあ考えてみればそんなにヒクツになって肩に力を入れることはないのでした。

そんな風に私は、イベント会場に林立する名だたるインド料理屋さんではなく、2日間とも売店のナンドッグひとつでしのいだのでありました。

ただし2日目は前日のチョイスを反省し、ビールは2本にしておきました。

2日目の午後(3時頃)ご来店され、ちょっと酒くさい私に接客されてしまいました方、大変申し訳ございませんでした。
普段は仕事をしながらお酒を飲んだりしておりませんので、これも「ナマステ・インディア」というお祭りがさせたこととご理解頂き、ご容赦頂きますようお願い申し上げます。

おっと、なんだかイベントの様子にほとんど触れず、私の昼食の話に終始してしまいましたが、今週はこの辺で失礼させて頂きます。

それでは来週まで、

ごきげんよう!

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