暦の上では・・・
今日は8月15日、終戦記念日です。
言わずと知れた第二次世界大戦終結の日であります。
あらためて平和の尊さについて考えてみたいものです。
というわけで、平和な時代なればこその国際的大運動会(*注1参照)なわけです。日本選手団も連日熱い戦いを繰り広げております。
*注1:本来の言葉である「オリ○ピック」という名称は商標だそうで、こうしたメルマガにも使ってはいけないのだそうです。なのでこのメルマガでは「国際的大運動会」という名称を使用致します。大変ご面倒をお掛け致しますが、どうぞみなさんの頭の中で変換しながらお読み下さい。
あっ、このメルマガは8月13日午前の段階のものですので、各種目の話題は最新情報ではありません。
まあこのメルマガで速報を知ろうなんて方はいらっしゃらないかと思いますが、「なんだ今頃そんな古い話題を出してえ!」と思われましたらそういうことですので悪しからず。
で、ヤワラちゃんは残念ながら銅メダルに終わってしまいましたが、水泳の100m平泳ぎでは、見事に北島康介選手が二連覇を果たしました。
しかしあの試合直後のインタビューにはグッと来ました。
アテネでは怖いもの知らずのような力強い発言をしていた北島選手が、思わず声を詰まらせていたあのシーンは、この4年間の彼自身の戦いを雄弁に物語っていたのではないでしょうか。
しかしこのメルマガが配信された頃には、北島選手の二冠をかけたレースが終った後なので、この話題はやっぱり「なんだ今頃!」の部類に入ってしまうのかもしれないなあ・・・
じゃあ、もういっそのことずーと前の国際的大運動会の話題にしてしまいましょう。そうしましょう、そうしましょう。
国際的大運動会というのは4年に一度しか開かれませんので、どの大会も自分の成長に重ねて記憶しているものです。
たとえば私の国際的大運動会に関する記憶で一番古いものは、1964年の東京大会です。
とは言え私はまだ当時若干4歳という若さでしたから、あまりよく覚えていないというのが正直なところです。でも父親が「お前が生きている間には、もう二度と東京で国際的大運動会は開催されないから、よーく見ておきなさい」と言っていたのを覚えています。しかしまあその言葉が「本当」なら、2016年の東京での国際的大運動会開催がなくなるか、それまでに私が死んじゃうかのどちらかですので、ぜひとも「ウソ」になって欲しいと思うのであります。
さて、次のメキシコ大会は私ももう小学校の3年生になっていましたので、比較的よく覚えています。
では何を一番覚えているかと言えば、重量挙げの三宅兄弟です。同じ種目で兄弟仲良く表彰台に立った(お兄さんが金で弟が銅)その姿は、兄弟だけに実によく似ており、「見分け(みやけ)がつかない」と話題になったものでした。
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
私もいよいよ中学校に進学(といっても地元の公立中学ですが)して迎えたミュンヘン大会で一番記憶に残っているのは、やはり男子バレーボールチームの活躍でした。
なんたって男子バレーは大会前から「ミュンヘンへの道」なんてアニメまで放映され、金メダルを獲ることが至上命令のようになっていた中での勝利でしたから、そりゃあ興奮しない方が無理というものです。
でも確か時差の関係で生放送では見られなかった(学校へ行く時間だったかなにかですね、たぶん)ように思います。
そして私が高校2年だった夏に開催されたモントリオール大会は、ちょうど修学旅行と重なってしまいました。
私のところの修学旅行の行先は北海道だったのですが、当時飛行機はまだ高かったため、寝台列車と青函連絡船を乗り継いでの行程となり、期間も8日間と長く、当然のことながらあまり国際的大運動会中継を見られませんでした。
それでも洞爺湖畔の宿に泊まった夜は、みんなで部屋の小さな白黒テレビにかじりついて、体操の男子団体の優勝シーンを見て感動の涙を流したものです。(思い違いではないと思うのですが・・・)
さらに時代は流れ私が大学生の時には、共産圏での初の国際的大運動会となるモスクワ大会が開催され、日本からも大選手団が・・・
あー、ボイコットでした。
理由はその前年のソ連軍のアフガニスタン侵攻に抗議するというものでした。
そしてそのアフガニスタンはいまだにあんな状態ですし、旧ソ連の国々でもいろいろ問題がありますしねえ・・・やはり終戦記念日の今日は、平和の尊さについてよーく考えたいと思います。
でも、
やっぱり国際的大運動会が気になるぞお。
がんばれニッポン!
ニッポン!フィ!フィ!フィ!
というわけで、今は国際的大運動会中継と甲子園中継を見るのに忙しいので、今回のメルマガはこの辺でおしまいに致します。
みなさんも4年に一度の平和の祭典にして登録商標でもある国際的大運動会を存分に楽しみましょう!
それでは来週まで、
ごきげんよう!