browser icon
You are using an insecure version of your web browser. Please update your browser!
Using an outdated browser makes your computer unsafe. For a safer, faster, more enjoyable user experience, please update your browser today or try a newer browser.

2007年11月2日:パインズクラブ通信 第284号

         
  • 公開日:2022年8月14日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

「文化の日」です。

最近高校や中学の文化祭は9月にやってしまうところが多いようですが、大学の学園祭などは、やはりこの時期が多いようです。

私も先日某大学の学園祭に行って参りました。
いいですね、学園祭。大学のキャンパスにいるだけでなんだか若返ったような気分になります。

ああ、青春の日々がよみがえる・・・でも髪はよみがえらない・・・

とにかくまあ、若者の中で一日を過ごすというのもいいものなのです。

大学の学園祭ともなりますと、その飾りつけなんてものもなかなか大掛かりでありまして、校舎のあちこちに大看板や横断幕が付けられていたりします。

で、そんな大きな看板なのですが、ああしたものをきちんと地面に平行に取り付けるというのはなかなか大変なものです。
何か基準となるものがあればいいのですが、校舎の壁が方眼になっているはずもなく、たいてい誰かが離れた場所に立って「あっ、右側もう少し上、左じゃないよ!それじゃますますナナメっちゃうじゃん!」とか指示を出しながら設置したりするわけです。なかなか大変なのです。

でもそうした「第三者の目」というのは、私たちの日頃の生活にも必要なものでありまして、たとえば「あら、ちょっとその服装、上下の色のバランスが悪いようよ」とか、「う~ん、その髪型にはこっちの口紅のほうがお似合いだわ」とか、「あら、ほっぺにご飯粒と納豆粒がついてるわよ」とか、「やだわ、背中に包丁が刺さってるわよ」とか、自分ではなかなか気付かないことを教えてくれたりするのです。

そうそう、自分ひとりしかいない時って、背中方面の確認が難しいんですよね。特に鏡が一枚しかないときなどは、背中を鏡に映しておいてすばやく振り返ってもなかなか自分の背中の映像は見えません。
理屈で言えば光の速さより早く振り返れば自分の背中も見えるはずなのですが、どうも人間の動きというのは光速を超えられないようです。
まあ今なら携帯電話のカメラで写して確認するという方法もありますが、それもリアルタイムでは見られないので、ちょっともどかしい気もします。
近くに遊園地でもあればミラーハウスの中で確認ができるのですが、そこまでするなら遊園地の係りの人に背中見てもらえよってことですよ、ねえ。

えーと、何を話そうとしてたかとゆーと・・・

あー、そうそう、動物の擬態の話なのです。

昆虫とか魚で、なにか別のものにそっくりに化けるというのがいるでしょう。
たとえば葉っぱにそっくりな蛾とかクツワムシ、それから砂地にそっくりなカレイやヒラメ、またはヘビの頭の部分に似せた模様のアオムシとかです。
先日もテレビで海草にそっくりな魚というのが紹介されていたのですが、ああした擬態が真似ようとしている対象物に似ているか似ていないかってどうしてわかるのでしょうか? 仲間が「う~ん、もう少しこの辺を緑にした方がいいんじゃないかなあ・・・うんうん、そんな感じかな」なんてことを教えてあげているのでしょうか?
ナナフシの仲間のコノハムシなんてのは、もう全身どこを見ても葉っぱで、それはもう擬態なんてものじゃなくて葉っぱにあこがれて葉っぱになりたいんじゃない?って思ってしまうほどです。ちょうどミュージシャンにあこがれてる人がファッションから入るような感じなのです。弾けないギターなんか抱えてるその姿は、ギタリストならぬ擬態リストなのです。

とにかく似ている似ていないという判断は、ちょっと距離を置いて見る第三者の目というものが必要となると思うのですが、動物たちはそれを難なくこなしているわけです。
もしかしたら光速より早く移動して、自分の姿が自然界に溶け込んでいるかどうかを確認しているのでしょうか。それとも幽体離脱して眺めているのでしょうか。

大学の学園祭の横断幕を見ながら、そんな自然のフシギに思いを馳せた秋の一日だったのでございます。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

そんな風に自分自身につきましても、たまには客観的に眺めて見るということが必要なわけです。

で、先日来お話ししております健康状態というものも、やはりたまには診断を受けて、客観的な指導を仰ぐことが必要だと思います。

私も晩酌をやめて早一ヶ月が経過致しました。
その間友人と飲んだのが一度、家で少し飲んだことが二度ありましたが、その他は一滴もお酒を口にせず、また食事も気をつけて参りました。

すると、昨夜久しぶりに体重を量りましたら、食後というのに3kg以上減っておりました。すごいです。

まあただ単に体重が落ちればいいというものでもないのでしょうが、実際にお酒をやめてから体力というか気力というか、大げさに言えば「生きるパワー」というものが全身にみなぎるのを感じるようになりました。
以前はお酒を飲んでいるときは上機嫌で饒舌になり、同席の人から「うるさいなあ」などと言われておりましたが、今ではお酒を飲んでいない時も、しかも朝から饒舌で、家族から「うるさいなあ!」と言われるほどになったのです。わははははははっ!

あー、そういえば子どもの頃はお酒を飲んでおりませんでしたので、授業中もよく「うるさい!」と先生から言われておりましたっけ。

先日、このメルマガをずーと昔から読んでくれている方から、「検査の結果が悪くて断酒せねばならなくなりました」とのご連絡を頂きました。
そのこと自体は誠に憂えるべきことではありますが、きっとお酒をやめると良い方向に向かうと思います。私はそう確信しております。

なんだかほんの1ヶ月前までは「隙あらば飲む!」という人間だったのが、まるで禁酒党党首になったかのような言動で失笑を買ってしまうかもしれませんが、継続的慢性的習慣的飲酒は健康を害し、さらには人生を破壊しかねません。

全国の軽度アル中並びにその予備軍のみなさん、いっしょに闘いましょう!

*本格的なアル中の方は、ぜひ専門医での診察並びに治療をお受け下さい。

スポーツの秋、食欲の秋も真っ盛りです。
健康には充分ご留意され、明るく豊かな人生を送れるようにがんばりましょ
う。

それでは今週はこの辺で失礼致します。

ごきげんよう!

わはははははははは・・・・

次のページへ行く

目次へ行く目次へ行く

ページのトップへ戻る