カルニ・マーター寺院の見学で、予定していたビカネール一日観光はすべて終わり、また一時間ほどかけてホテルに戻りました。
帰り着いたホテルは、結婚式の執り行われていた昨日とは打って変わり、なんだか全体的に閑散とした感じがします。
正面玄関に続く階段にも、昨日の様な赤い絨毯は敷かれておらず、石段がそのままむき出しになっています。
う~ん・・・なんだか寂しいなあ・・・
まあこれが本来のこのホテルの状態なのでしょう。考えようによっては二つの顔を見られたことはラッキーだったのかもしれません。
というわけで二日目の夜は静かに更けて行き、あっという間に旅立ちの朝を迎えてしまったのであります。
思えばひょんなことから泊まる事になったこのガジネール・パレス・ホテルでしたが、すべてにおいて実に満足の行く内容でした。はっきり言ってインドのホテルライフで、こんなに安心してくつろげるなんて普段はまずありません。チェックアウトの時になって、フロントの横に張ってあったポスターに目をやりますと、ここではジープやラクダ、はたまた馬車などに乗ってサンクチュアリを回るツアーや、ボディーマッサージなどもあるようです。
やはりこうしたホテルには、もっとゆったりと滞在したいものだなあと、つくづく思った次第なのであります。
*すべて2007年3月時点の情報です。
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