この一面に敷き詰められた黄金色のものが何だかお分かりになりますでしょうか?すぐにわかったとしたら、あなたは相当なトモロコシ通ということに・・・あっ、答え言っちゃった!
じゃあ仕方ありません。いまさらですが、答えは「トウモロコシ」です。
ここはチャッティースガル州バスタル県のコンダガオンという町です。
まあそこがインドにおけるトウモロコシの一大生産地というわけではないのですが、たまたまこうした光景に出合ったのがコンダガオンだったということです。
とにかく私の大好物のトウモロコシが、突然目の前にぶわぁ~と広がっていたものですから、私のテンションは一気に上昇し、すかさず近寄って写真を撮りました。で、突然の闖入者に、それまでのんきにトウモロコシを食べていたウシが警戒し、不本意ながら食べるのを中断して少し距離を保ち、こちらの様子をじっとうかがっているのであります。それにしてもすごい数です。インドでトウモロコシは、焼いたり茹でたりしたものが一本10ルピー(約20円)ほどで取引されていますので、これだけのトウモロコシなら末端価格で3万ルピーは下らないでしょう。あっ、でも待てよ・・・普通道端で焼いて売ってるトウモロコシは、その直前まで外皮がついたままになってるよな・・・
ということは、これはそういう種類のトウモロコシじゃなくて、粉にするかウシのエサにするものなのかな? そもそも天日干しにしてるんだしな。
でもまあなにはともあれ、一面に広がるトウモロコシの黄色とそれと同じ色に塗られた倉庫の壁、そして木々の緑と青空の組み合わせがとても印象的だったのでありました。
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